嬉し恥ずかし、発音を注意されたのは半世紀以上も前のことである

 最近になってから、アメリカのトランプ大統領のTwitterを開くことが多くなった。
 ここしばらくは、どうしても新型コロナウイルスに関するツイートが多くなっている。
 そう言えば、3月14日に中国高官がTwitter上で新型コロナウィルスの発生源について、次のように呟いていた。
 【CDC was caught on the spot. When did patient zero begin in US? How many people are infected? What are the names of the hospitals? It might be US army who brought the epidemic to Wuhan. Be transparent! Make public your data! US owe us an explanation! (CDCはその現場で記者たちに捕まれました。患者ゼロは米国でいつ始まりましたか? 何人が感染していますか? 病院の名前は何ですか? 武漢に流行をもたらしたのはアメリカ軍かもしれません。明らかにしましょう!データを公開しましょう!米国には説明の義務があります!)】
 トランプ大統領は、この【It might be US army who brought the epidemic to Wuhan.(武漢にコロナの流行をもたらしたのは、アメリカ軍かも知れない)】という言質がよほど腹に据えかねたのか、3月17日のTwitterで次のように呟いている。
 【The United States will be powerfully supporting those industries, like Airlines and others, that are particularly affected by the Chinese Virus. We will be stronger than ever before!(米国は、特に中国ウィルスの影響を受ける航空会社などの業界を強力にサポートします。私たちはこれまで以上に強くなります!。)】
 3月のはじめから、新型コロナウイルスの感染拡大をめぐっては、アメリカと中国の間で批判合戦が続けられている。
 アメリカ国内では「コロナウイルスは中国で発生したものなのに、当局からは謝罪の言葉の一言も聞いていない」と考えているメディアも多く、新型コロナウイルスを「中国ウィルス」と大統領が呼んだことを支持する声は広がりつつある。
 それはトランプ大統領のTwitterに対して、支持するリツイートが多いことでも分かる。
 いずれにしても、トランプ大統領のTwitterの英文は分かりやすい。
 そして、自分の気持を強調したいときには、呼びかけの単語である「TOGETHER」「STRONG」「THANK YOU」などのアルファベットを大文字にしている。
 その大文字で強調している単語の中に、アメリカ全域がラグビー・ワールドカップの日本代表の活躍の下敷きになった「ONE TEAM(ワンチーム)」のような結束を促し、国民が一丸になることを期待しているようにも受け取れる。
 昨日のトランプ大統領のTwitterにも次のように「TOGETHER」が大文字で書かれていた。
 【I only signed the Defense Production Act to combat the Chinese Virus should we need to invoke it in a worst case scenario in the future. Hopefully there will be no need, but we are all in this TOGETHER!(将来、最悪のシナリオで中国ウイルスと戦う必要がある場合にのみ発動する、国防産業法に署名しました。うまくいけば、必要はありませんが、私たちはみんなこの一体感の中にいます!)】
 なお、the Defense Production Act(国防産業法)はトランプ大統領にアメリカ企業全てに次のような権限を与えることになるので、かなり危険性を孕んでいるとのことである。
 • 全企業に命令する権限。
 • 国防を最優先するために必要な権限。
 • 国民の経済を管理して必要な情報であれば貴重な資料も防衛の名の下に全て利用できる権限。
 哀しいかな、日本人はアメリカにおいてこの国防産業法の発動されないことを願うことしかできない。
 そう言えば、私は浪人時代、河合塾の英語教師から【Virus(ウィルス)】の発音を注意されたことがある。この単語の語源はラテン語で、発音記号は【vάɪ(ə)rəs】であるが、私には上手く発音できなかった。
 また上述のトランプ大統領のTwitterの中に久しぶりに【scenario】という単語を見つけた。この単語の語源はイタリア語であり、意味は日本語になっているシナリオで、発音記号は【səné(ə)riòʊ】である。
 実は、私はこの発音もうまくできなかった。嬉し恥ずかし、発音を注意されたのは半世紀以上も前のことである。

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