私は帰りの運転をしながら、しきりに反省していた

 今日は国立長寿医療研究センターの消化器内科の1年検診の日であった。今日も女房に付き添ってもらった。
 今日も総合受付の玄関入口では、男性職員が消毒液を噴霧してくれ、その奥のフロアには白衣の男性4人が長机の向こう側に立って、体温計とアンケート用紙がはさまったバインダーを持って、私たちを出迎えてくれる。
 来院者はこのところ、新型コロナの影響か、少なくなっているが、私の来院には変化がなく、今月に入って国立長寿医療研究センターに来るのは2回目である。今後の来院予定は6月2回、7月1回、8月1回となっている。
 もう8年間も同じペースで来院している。おそらく死ぬまで、このペースは落ちることはない。
 国立長寿医療センターは以前、国立中部病院という病院名であった。
 私が最初に中部病院で診察してもらったのは、会社の集団健康診断で、不整脈が出たときだった。そのときは2日間、体にテスターを巻き付け、不整脈のデータを記録した。そのときは事なきを得た。再び中部病院に来たのは、腸閉そくで緊急入院したときで、私は45歳だった。
 当時は専門の結核病棟があり、その後に一般病棟となったが老朽化は進み、現在は新病棟建設のために、その老朽化した病棟は打ち壊されつつある。今日も整地作業のためのパワーショベルやダンプカーが出入りしている。
 考えてみれば、国立長寿医療研究センターと私の縁は、ざっと数えてみても40年以上となる。

 今月は2回目なので、健康保険証の確認はいらない。
 私は3年前、COPDを発症した折、CT撮影をしてもらったところ、咽頭部とすい臓に嚢胞があり、その嚢胞が拡大していないかどうかをチェックするために、定期的に癌耳鼻咽喉科と消化器内科に来院している。
 最初のうちの検診のスパンは、2ヶ月と3ヶ月であったが、変化が見られなかったことで、今では耳鼻咽喉科は半年、消化器内科は1年となっている。
 今日はその消化器内科の1年の定期検診の日であった。
 消化器内科の検診は腫瘍マーカーズチェックとCT撮影である。初めの2回のCT撮影は造影剤を投与してからであったが、単純撮影でも嚢胞の変化は確認できるとかで、前回から造影剤の投与はしなくなった。
 診察室に入ると消化器内科部長がモニターのCT画像に釘付けになっている。私もCT画像を見つめる。
 突然、消化器内科部長は前回よりも嚢胞が大きくなっていないかと私に問い掛けてくる。
 画像の測定というタイトルバーをマウスでクリックして、マウスポインタを嚢胞の個所に持って行く。すると前回の画像の嚢胞の大きさが28.20mmと表示され、今日の画像は28.23mmと表れる。この1年間で0.03mmしか変化していない。
 消化器内科部長はその数字を見て、急に饒舌になり、1年前の診察所見をそのまま、今日の所見欄にコピペする。
 CT画像をよく見ると脂肪肝で、肝臓が圧迫されているので、このままだと肝硬変となり、いずれ腰とか膝に炎症が出て、寝起きが苦しくなるので、まず肝硬変を悪化させないようにダイエットをするようにと警告を受ける。
 まず心がけるのは、ラーメン、パスタ、パンの摂取を控えること、そしてご飯の量を今の半分程度にするようにとアドバイスを受ける。そして最後には1年後は5キロ減の体にしてくることとハッパを掛けられる。
 どうもアルコールを摂取していないのに、γ-GTPの値が高いのはこの脂肪肝が悪さをしているようである。また血小板の値が小さくで、血管がよく切れるのも脂肪肝が原因のようである。
 新型コロナのために外出せず、市の公園のアルバイト以外では、体を動かさず、これまでと同じような食事を摂り、これまで以上に間食をしていたのが、肝硬変となる下地を作ってしまったようである。
 私は帰りの運転をしながら、しきりに反省していた。

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