せっかちな性格の私には、その手持無沙汰が何よりも辛い時間となる

 今日の市の公園のアルバイトは午前7時45分から12時半までであった。
 この勤務シフトの最初の仕事は、公園の第1駐車場と第2駐車場の車侵入防止のポールを下げることである。車侵入防止のポールは合計16本あり、開錠するにはいちいち腰を屈めなければならない。
 雨の日に傘を差してはこの作業をすると、たちまちびしょ濡れになるので、雨模様のときには家を合羽支度して出かけなければならない。
 ところが家を出かける午前7時15分ごろまでは小降りだった雨が急に大雨となり、合羽を着て頭にかぶり物をして作業していても雨は容赦なく体に降り注いでくる。やがて雨の雫はズボンに伝わり、裾はびっしょりと雨水を含んでくる。気持の悪いことこの上ない。
 いずれに雨しても大雨の日の戸外の作業は厄介で、この勤務シフトのときには、前日から雨にならないように天に祈っている。
 昨日は公園の管理事務所は休みの日であったが、気温も高く、天気もよかったので、休校中の中高校生や家族連れで混雑していたようである。
 どちらの駐車場もコンビニのレジ袋やレシート、飴やクッキーの包装紙、煙草の吸殻、はては使用済みの紙おむつなどが、まるで祭りのあとのように放置されている。
DSCN4475 (2).JPG 私は管理事務所での朝の支度が一段落したあと、私はもう1人のメンバーに声をかけて、同じ雨合羽を着込んで巡回に出た。
 最後にミモザ園に立ち寄ったが、ミモザ園にもたくさんの来園者があったようで、細かいゴミが散らかっていた。
 中には真新しい折り畳み式の踏み台やユニクロのジャージの上着もミモザの木の根元に忘れられている。
 雨の中、この2つの忘れ物を抱えて、管理事務所まで帰ることに少々、うんざりした気持に襲われる。
 だが、滅入る気持をほぐすようにミモザの花が満開で、雨水を含んでたわわに垂れ下がっている。その様子に気持が癒される。
 しばし、ミモザの木の下で雨をしのぎ、ミモザ園の景色を楽しんでいた。
DSCN4478 (2).JPG そのミモザ園の下には白木蓮の木があり、この花も満開で真っ白な花を付けていた。
 私が子どもの頃に住んでいた家には白木蓮も紫色の木蓮があったので、何だか懐かしい気持になってくる。余分なことだが、最近では木蓮を見なくなったが、特別な理由があるのであろうか。
 こんな雨の中でも散歩の習慣は止められないようで、ミモザ園の私を見つけた同年代の男性が「ひどい雨になりましたね」と声を掛けてくれる。その人の右腕には清酒大関の一号瓶が握られている。
 空ならば、資源ゴミ置き場に持って行きますよと声を掛けると、自分の目の前に一号瓶を掲げ、「ありがとう、まだ残っているから」と気を遣ってもらえたのがうれしかったのか、男性は私に頭を下げてくる。
 大雨の中、好き好んで雨の公園を巡回する私に、もしかするとその男性は同病相憐れむと言った気持で声をかけてくれたのかも知れない。

 公園の管理事務所に帰ると、シルバー人材センターの担当者から、ファックス通信があり、コピー機能を押して見ると【市役所の担当課から、令和2年3月31日(火曜日)まで、大府みどり公園バーベキュー場は飲食が伴うので利用中止】という文面の用紙が印刷されてきた。
 女性メンバーが出勤してきたら、3月31日までの予約利用者にバーベキュー場の利用が出来なくなったことを伝えなければならない。
 それより何より、3月の3週目からは、バーベキュー場の利用者の予約が急増の傾向にあった。その予約状況で人員を増員して、3月の勤務表が組まれている。
 またまた3月も人員が余ることになり、メンバーはそれぞれ手持無沙汰の時間を過ごさなければならない。
 せっかちな性格の私には、その手持無沙汰が何よりも辛い時間となる。

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