その人のおもかげが、さびしく記憶の奥に埋もれてしまうはずがない

 昨日の夜、コミュニティ推進協議会の事務局長より、次のようなメールが入った。
 【三月度(3/3) 役員会はコロナウイルスの為当日の会議を延期します。延期の日程は未定です。決まり次第連絡します。】
  確かにコミュニティ推進協議会の役員会議は30人から40人が集まるので、やはり延期ということになったらしい。
 だが、前期は広報部会の部会長はコミュニティ推進協議会の会長と兼務をしていたので、役員会は私がすべて出席して、部会報告をしてきた。
 だが、今期は10年間の会長を退任して、広報部会長に専念していたので、私が役員会議に出席するのは、これまで部会長が都合のつかないときだけであった。
 だが、今期になってもメールアドレスが登録してあるせいか、毎月、役員会議開催の日程と審議項目が送信されてくる。
 その後、コミュニティ推進協議会の広報部会長より、3月12日に予定されていた編集会議を延期する旨の留守電が入っていた。
 これで、私が出席を予定していた行事やイベント、会議や集会などはほとんど中止となった。残っているのは3月7日に予定されている『令和2年度青パト隊顔合わせ会』だけである。
 場所が自治区区事務所の集会所で、おそらく20以上の人が集まることが予想されるので、中止となる可能性が強くなった。
 私は市の公園のバーベキュー場でアルバイトをしているが、3月8日以降は多く利用客がバーベキューサイトにやってくるが、屋外ということもあり、まだバーベキュー場が閉鎖になることはないと思われる。
 私たちメンバーはじたばたしたところで、シルバー人材センターからの指示を待つことしかない。

 そして今日の夕方、今期のコミュニティ推進協議会の広報誌の作成に貢献してくれた40代の女性部会員からメールが届いた。
 今期は3度の広報誌を発行したが、その誌面の半分の記事はその女性部会員が書いてくれたものだった。
 私の担当はイベントや行事の写真撮影が主であり、いくつか、穴埋め記事は書いたが文字数はわずかだった。今期のほかの広報部会員の女性たちは記事を書くのが苦手だったようで、その女性部会員に「おんぶにだっこ状態」であった。
 私は前もって、その女性部会員に今期最後の編集会議の出席依頼と、来期も広報部会員として残ってほしい旨のメールを送っていた。
 だが、その思いは伝わらなかったようで、メールの文面は次のようであった。
 <コロナウイルスの感染予防のことを考えて、申し訳ありませんが欠席させて頂きます。年度末のお礼のご挨拶もできなくなりましたが、1年間色々ありがとうございました。
 ISSAさんには色々助けて頂き有難うございました。
 来期は、子供会役員を担当することになり、既に仕事も始まって参りました。
 広報部はこれで終わりになりますが、良い経験をさせて頂きました。皆様にもお会いされる機会がありましたら宜しくお伝え下さい。>
 私はこのメールの文面を見ながら、何の脈絡もなく大学時代の唯一の女友だちだったS.M.のことを思い出していた。
 実は上述の女性部会員はS.M.に雰囲気が似ており、広報誌の発行に熱意を持っていたので、ぜひとも来期も広報部会員として、残ってほしかった。
 私が大学1,2年のとき、S.M.はアルバイトで出席できない私のために、授業の講義内容をノートに書き込んで、私に渡してくれていた。そのノートには彼女なりに気付いたことをコメントとして、書き添えてくれていた。丸文字の可愛いい女性らしい文字であった。
 編集会議で見る女性部会員の横顔がそのS.M.によく似ていた。
 男って、未練たらしい生き物のようである。
 好きになった人のおもかげが、さびしく記憶の奥に埋もれてしまうはずがない。それが未練というならば、今は素直にその未練を受け止めて生きていくつもりだ。
 いずれにして、広報誌作りに熱心だった女性広報部会員に今はただ「お疲れさまでした」と頭を下げるしかない。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント