収支相償に配慮した勤務体系が、3月下旬まで続くことになりそうである

 私が会員になっているシルバー人材センターは公益社団法人である。
 公益社団法人は、その主な事業目的が公益目的でなければならないとなっており、「収支相償」が求められている。
 収支相償とは、公益法人が行う公益目的事業について、収入がその実施に要する適正な費用を超えてはならないという規定である。
 そうは言っても、公益法人は組織が継続することを前提としているので、収入に増減があっても資金繰りが維持できるように常に考えておかなければならない。そのためにはある程度の内部留保が必要となってくる。
 その内部留保は1年分の費用と同程度までの内部留保を持つことは認められている。
 だが、2年目の公益目的事業の収支において、収入が費用を上回る時、多くの公益法人は不要な公益資産の取得や事業費用の支出で帳尻合わせを行っている。
 私は公益社団法人であるシルバー人材センターの会員であり、市の公園の管理維持の業務とバーベキュー場に関する仕事を行っている。
 この公益事業には市から年間1360万円の予算が付けられている。
 その中身は私たちシルバー人材センターの会員メンバーに対する配分金、バーベキュー場の維持管理費用と備品費用などがあるが、当然、費用の大半は会員メンバーへの配分金である。
 その配分金が年間の予算金額を大きく下回る見通しとなった。
 今年の4月から市の循環バスの始発の場所が、私たちがアルバイトをしている公園の駐車場から、隣の市の豊明市にある名鉄本線の駅前に移った。
 それまでは、循環バスが始発時間まで公園の駐車場で待機できるようにと、私たちバーベキュー班の1人が午前7時半に出勤して、駐車場のポールを下げていた。
 ところが、そのルート変更により、入り口のポールを下げる時間が15分繰り下がった。現リーダーは15分のことだから、年間の予算額には余り影響がないと思っていたらしい。
 だが、そのたった15分でも年間ともなれば、90時間にもなる。
 また去年は台風も多く上陸して、就業できない日が3日もあった。そのことで100時間近くの就業時間が減っている。だが、そのことが公園事業の年間の予算額を減らすことなることをシルバー人材センターの担当者も気付かなかったようだ。
 このままでは、市のバーベキュー班の予算事業費の1360万円を消化できないことになる。つまり、このことは収入が費用を上回ることになり、黒字化になることを意味している。
 予算事業費1360万円に近づけるべく、バーベキュー場はシーズンオフになった今も、シーズン中と同じような勤務体系を継続している。頭数がいても、取り立ててやらなければならない仕事はない状況が続いている。
 公園内の巡回とバーベキュー場の草取りが主たる仕事となる。管理事務所内で、雑談している時間も長く、私には苦痛な時間の連続でもある。
 私のサラリーマン時代には、最も重視したのが、コストパフォーマンスであった。
 VA・VEを駆使し、省人化を図ることで黒字化を図ってきた。また作業分析をして、歩行距離を縮めたり、動作の簡略化を計ったりもしてきた。やはり生産性のない行動には、後ろめたさが付き纏っている。
 こうした勤務体系が3月下旬まで、続くことになりそうである。

 今日、久しぶりに東浦町イオンの未来屋書店に行ってきた。
 その新書の新刊コーナーで、茨木のり子さんの『詩のこころを読む (岩波ジュニア新書)』を見つけた。
 余り、私は詩を読まないが、茨木のり子は別格であった。
 茨木さんは2006年に亡くなり、13年も経っているので、もう増刷はされないだろうと思っていた。奥付を見ると2018年11月29刷と記載されていた。
 急に、夢中で茨木のり子さんの著作を読んでいた頃がよみがえってきた。

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