そろそろ、広報誌から手を引く時期が来ているのかも知れない

 昨日もまた、市の公民館の視聴覚室で、午後7時半からコミュニティ推進協議会の広報誌の編集会議があった。
 午後6時ごろ、急に広報部会長から家電に連絡が入り、広報誌に「コミュニティ委員」の募集の広告を載せたいので、その文章を考えてほしいということだった。どうもコミュニティ推進協議会の会長からの要請のようである。
 私はこれまで、こうした文章を書いたことがない。3年半、コミュニティ推進協議会に関わってきたイメージをベースにして、言わば、手さぐりで文章を書くことしかできない。
 すぐに自分の部屋でパソコンを開き、Wordで依頼された広告記事を次のように書いてみた。
 【募集‼ 「コミュニティ委員」】
 <地域にお住いの方でコミュニティ活動を支えていただける方を募集いたします。
 大府コミュニティでは現在、委員を自治区の各組や各団体から推薦していただき、役員、部会、委員会等に所属して活動していただいております。
 しかし、近年のコミュニティ委員の高齢化が進んでいる中で、若い方々と一緒になって楽しく事業を盛り上げていきたいと願っているところです。そんな思いから、コミュニティ委員やスタッフのさらなる増員を図ろうと考えています。
 コミュニティ活動はボランティアですので、無理のない範囲で地域活動に積極的に参加していただける方をお待ちしております。>

 このWordの文章を10枚コピーして、慌てて家を出た。
 午後7時半の編集会議には何とか、間に合った。
 会議が始まるのを待っていると、視聴覚室に続々と広報部会員が集まり、最後にコミュニティ推進協議会の会長が入室してきた。
 編集会議の資料として、出席者に配布された「コミュニティ委員募集の広告文」を見て、会長が「文章だけなのでインパクトがない」とクレームを付けてきた。
 私は途端にカチンときた。
 今日の編集会議の直前に頼まれて、慌てて募集の文を書いたのだから、当然のことながら、フォントや色合いのほか、どんなイラストを広告文に貼り付けるかなどの検討はしていない。
 それこそ、編集会議で検討すべき「イシュウ」のはずである。
 私は、インパクトがないと言うのなら、遠慮なく具体的な案を出してくださいと、ついつい噛みついてしまった。
 コミュニティ推進協議会の会長は、上から目線の物言いが目立つので、私はいつも反発している。
 インパクトがないと言う前に【募集‼ 「コミュニティ委員」】の広告文の内容が適格かどうか、まずそこを検証するのが先ではないか。次に人の目を引くには、どのように編集するか、それを会議で話し合えばいいというのが、私の考えである。

 私はふと、サラリーマンの現役時代を思い出していた。
 半年に1度、私は売上UPに対する施策案の提出を義務付けられていたが、会社の幹部からその施策案にクレームを付けられることが多かった。
 ただ単にクレームを付けているだけであった。その売上UPの施策にはどのようなバックアップやフォローが必要なのかを尋ね、何かあれば、協力するからと言ってくれる経営幹部はいなかった。
 コミュニティ推進協議会の会長の態度は、まさにあの頃の経営幹部と酷似している。

 最近、歳を取ったせいもあるが、広報誌を発行する意欲がうすれてきている。体力的にも行事やイベントの写真取材もきつくなっている。
 私は高校時代と大学時代、文芸部の機関誌の作成に携わっていた。
 文芸部員の詩や小説まがいの作品を読むのが楽しく、また校正するのも興味深かった。機関誌の印刷を依頼する会社の社長から、カットやイラストの挿入などでアドバイスをもらい、その場で検討するのも面白かった。完成した機関誌を手にするときの喜びもひとしおであった。
 今のコミュニティ推進協議会の広報誌作りには、あのときのような気持の高ぶりは微塵もない。
 そろそろ手を引く時期が来ているのかも知れない。

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