メッツ先発投手陣の5番目としてカムバックか?

 最近のアメリカ・メディアに取り上げられる日本人メジャーリーガーの話題は、楽天からニューヨーク・ヤンキースに移籍した田中将大投手に関する記事だけが目立っていた。
画像 ところが今年に入ってから、松坂投手の記事が『The New York Times』誌に続けて載るようになった。特に2月23日にはスポーツ記事のトップ欄に、TIM ROHANFEBという記者の書いた好意的な松坂投手の記事が載っていて、私は少しびっくりした。
 タイトルは【Turnaround Has Matsuzaka in Hunt for No. 5 Spot in the Mets’ Rotation(松坂はメッツの投手ローテーションの5番目の先発を狙って、方向転換)】となっている。
 記事の内容は次のようだ。
 <Late last season, after another poor start threatened to cut short his career, Daisuke Matsuzaka went golfing with a group that included his interpreter, Jeff Cutler, and the Mets’ pitching coach, Dan Warthen.(昨シーズンの終わり、彼の球歴を短命にしかねないふがいない先発のあと、松坂大輔は彼の理解者であるJeff Cutlerやメッツのピッチング・コーチのDan Warthenと一緒にゴルフに出掛けた)
 It was a chance to get away, to recharge. They talked about pitching in general, and at one point, Warthen suggested that they make a few modifications to Matsuzaka’s mechanics. (それは昨シーズンのことをすっかり忘れさせ、再び充電するにはよい機会であった。彼らは全般的なピッチングと一つのポイントについて話し合った。そこでWarthenは松坂の投法について2、3の修正を提案した)
 He agreed, and after a few bullpen sessions, the results were clear: He was starting to look more like his old self, the pitcher who came to Boston from Japan in 2007, the one the Red Sox had paid more than $100 million for. (彼はその提案に同意した。彼がブルペンで2、3度、投球をしたあと、結果は明らかとなった。それは、レッドソックスが100億円以上を支払って、日本からボストンにやってきたピッチャーである2007年当時の彼自身により近く戻りつつあった)
 Warthen had suggested that Matsuzaka lock his right foot snug against the rubber and keep his right leg straight as he raised his left leg during his windup.(Warthenは、松坂がワインドアップで左足を上げたとき、ピッチャーズ・プレートに彼の右足を真っ直ぐに固定し続けるように提案した)
 That way, Matsuzaka could increase torque and really push off the rubber and pitch downhill. His foot had been sliding and his leg had been crooked. Now he felt more balanced. He had better control. He seemed to be throwing harder, too.(そうすることで松坂は、実際にピッチャーズ・プレートを蹴り、ダウンヒル投法をすることで、回転力が増すことができた。そして彼の足首は横に滑っていき、そして彼の足は曲がっていく。そして今は、よりバランスが取れていると彼は感じている。彼はコントロールが良くなり、強く投げられるようにもなったようだった)
 And his breaking balls had a sharper bite. Warthen had Matsuzaka throw his slider more on the seams, to take some spin off it and make it tighter, and had him hold his curveball deeper in his hand, so that it would not float high in the zone. (そして彼の変化球はより鋭くなった。Warthenは、松坂がより縫い目に掛かったスライダーを投げることで、ボールにスピンが掛かるように、より固く、カーブボールをより深く手でしっかりと握るようにしたことで、ゾーンの高めに浮くことがなくなった)
 Warthen also had Matsuzaka, never speedy between his pitches, cut down on wasted time while he was on the mound. Matsuzaka was taking about 24 seconds between pitches — which seemed like an eternity, given how poorly he had been pitching — and he cut it to 12 seconds. (Warthenがもう1つ松坂にしたのは、彼のマウンド上での投球間隔は決してスピーディーではなく、無駄な時間を少なくするために、およそ24秒掛かっていた長すぎる投球間隔を縮めることであった。それは長すぎて、彼の投球に悪影響を及ぼしていたが、それを12秒に縮めた)
 The work paid off. In his final four starts of the season, Matsuzaka went 3-0 and posted a 1.37 earned run average after going 0-3 with a 10.95 E.R.A. in his first three starts with the Mets.(その成果は、すぐに現れた。メッツでの最初の3戦の先発で0勝3敗、防御率10.95だったが、松坂はシーズン最後の4先発では3勝0敗、防御率1.37になった)
 The turnaround, and his close relationship with Warthen, led to a minor league, nonguaranteed contract that has Matsuzaka, 33, vying for the No. 5 spot in the rotation, with the 24-year-old Jenrry Mejia as his primary competition.(この方向転換とWarthenとの親密な関係が、33歳の松坂が保証がないマイナーリーグ契約で、彼の一番の競争相手である24歳のJenrry Mejiaとメッツの先発5番手を争う結果へとつながった)
 Matsuzaka is confident in his chances after a solid — and healthy — off-season.(松坂は、健康でしっかりとしたオフシーズンを過ごせたことで、そのチャンスに自信を持っている)
 記事は好意的にさらに続いているが、つまり、この記事の言わんとするところは、松坂投手はメッツのピッチング・コーチのWarthenのアドバイスにより、2007年当時の投球フォームに戻り、先発投手陣の5番目の位置まで、カムバックしたという内容である。
 日本人の私には、何か嬉しくなるような記事であった。

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