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zoom RSS 今はもう、主要取引先には私が勤めていた会社は載っていない

<<   作成日時 : 2017/07/07 22:21   >>

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 私の家から、同じような距離に大手流通グループ「イオングループ」の量販店が2つある。東浦と大高イオンである。
 名古屋市緑区にある大高イオンの方が、新刊書店の売り場が広くて、本の在庫数や品揃えも豊富なので、最近ではそちらに行くことが多くなった。
 女房の体の空いたときに行くので一人で行ったことはなく、店舗に入ると別々の行動を取り、その新刊書店で待ち合わせることになっている。
 新刊書店であれば、待ち合わせの時間を少々過ぎても、私は苦にならない。
 今日、文庫本の新刊の場所に、森敦氏の『月山・鳥海山』が置いてあった。この文庫本は文藝春秋社が、森敦氏が史上最年長で芥川賞を受賞した「月山」と「鳥海山」の2冊をまとめて文庫本にしたもので、すでに1979年に発刊されているので、38年の年月を経て、再び発行されたものと思われる。
 最近の文春文庫は文字が大きいので、私たちの年代には読みやすくなった。
 そのすぐ横に同じく文春の新刊の文庫本で、明石家さんま原作『Jimmy』が置いてあった。内容紹介には「明石家さんまが連続ドラマを初めてプロデュースした作品のノベライズ化」とあることと、奥付に著者ではなく明石家さんま原作とあるので、他の誰かがノベライズしたものと思われる。
 結局、森敦氏の『月山・鳥海山』と原作・明石家さんまとなっている『Jimmy』を購入してしまった。
 端数をTポイントカードで支払っているところへ、女房がやってきた。
 小声で「お中元にもらったウェルチギフトは、2980円だったよ」と告げてくる。
 よせばいいのに、私が送られてきたお中元は幾らぐらいのものだろうかと女房に訊いたこともあり、また包装紙がイオンのものだったことから、女房はわざわざ売り場に行き、金額を確認してきたようである。
 未だにお中元を贈ってくれる会社と私との付き合いは平成5年から始まったので、今年で24年目ということになる。何とも義理堅いことである。
画像 確かに私が現役時代、この会社を付き合い出してすぐに、リーマンショックで経営状態が悪くなりかけたので、私は経営に寄与できるようにと優先的に仕事を発注してきた。それもレーザーとパンチングプレスの複合加工が可能な最新鋭の設備が持っていたからである。
 この機械があれば、外周加工、穴明け加工、曲げ加工など基本的な金属加工は可能となる。しかもリードタイムはものすごく短くて済む。
 だが、非常に便利な設備だが、その設備は高価なので、それに見合った仕事を欠かさないことが、健全な経営の必須条件となる。
 私は会社をRetireするまでの2年間、その設備の仕事を得意先から積極的に受注して、彼の会社に発注し続けた。おそらく、その頃のことを忘れられないでいるのかも知れない。
 再三、電話を掛けて、「もう充分、義理をはたしてもらったから」と言うのだが、未だにお中元とお歳暮を送ってくる。最近では、毎年、送られてくることが、今も会社経営が順調だという証しだと思い、自分自身を納得させている。
 確か、最初のうちのお中元は「アサヒ スーパードライ ファミリーセット」であったが、私が会社をRetireしてからは、アルコールをほとんど嗜まなくなったと告げたことから、「カルピスギフト」が送られてくるようになり、軽い気持で孫たちが喜んでいると伝えたことが仇になったのか、今年からは「ウェルチギフト」となった。
 家に帰ってから、インターネットに会社名を入力してみると、よくまとめられたホームページが出現してきた。確か、奥さんはIT関係に強い人だったので、ホームページの作成などはお手の物だったのかも知れない。
 事業内容は精密板金、シートメタル加工、レーザー加工、プレスブレーキ加工と載っているので、私の現役時代と変わっていない。だが、哀しいことに主要取引先には、私が営業担当をしていた会社の名前は消されている。

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