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zoom RSS 幼稚園児が公園の遊具で転倒し、頭に怪我をした

<<   作成日時 : 2017/06/18 22:13   >>

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 私は市の公園のバーベキュー場でアルバイトをしている。
 当然、バーベキュー場の利用者への支援は行うが、管理棟では利用者の窓口受付、電話の予約受付、利用料の受領などの業務を行っている。だが、管理棟ではもう一つ、公園の維持管理の業務がある。
 私の今日の勤務シフトは昼の12時半からであったが、丁度、午後1時になったころ、事務所の窓から、消防署の3人の救命隊員がAED救命器具を携え、折り畳み式の担架を持って、公園の遊具場の方へ走っていくのが目に入った。
 私は慌てて救急隊員のあとを追った。
 ふと、公園正面の階段下に消防署の救急車の赤い回転灯が動いているのが目に入ってきた。公園の奥にある遊具場に続く道路は、緩やかながら、距離の長い坂道になっている。私は何度も立ち止まり、息を整えながら、救命隊員のユニフォーム姿を追っていく。
 哀しいかな、私と救命隊員たちの走る速さが大きく違っていたために、ちょっと目を離したすきにその姿を見失ってしまった。
 おそらく、公園の木々の中に消えたものと思われ、しばらく立ち止まって待っていると、幼稚園の年長児と思われる男の子をおぶった一人の救命隊員と、それと並走するように30代の女性が駆けていく。そして、そのあとをAED救命器具を携えた隊員と担架を持った隊員が続いている。
 おそらく、女性は幼児の母親と思われ、自分のケイタイで119に電話したようである。
 公園の維持管理の業務を請け負っているバーベキュー班としては、どんな事情で救急車が呼ばれ、現場がどういう状況であったかを救命隊員に訊ねて、市に報告しばければならない。
 私は担架を持った隊員を呼びとめた。
画像 その隊員は救急隊員の隊長だと名乗り、幼稚園の年長児が「冒険遊び場」の遊具で遊んでいて、何かの拍子で躓いて転び、遊具のコーナーで頭を打ったようだと説明してくれる。
 なお、私がアルバイトをしている公園の遊具には年齢制限があり、6歳から12歳までとなっている。そんなに危険な遊具があるとは思えない。
 幼稚園児はかなりの出血のようだが、意識はしっかりしているので、このまま、近くの藤田保健衛生大学病院に連れて行こうと思っているとのことだった。
 午後1時15分を過ぎたころ、東海署の警察官が管理棟にやって来て、消防署の救命隊員が公園にやって来た経緯について説明してほしいということだった。
 どうも消防署の救命隊員から、警察署に連絡が入ったものと思われる。
 ならば、幼稚園児が頭から血を流すようになった状況などは、消防署の救命隊員の方が事情は詳しいと思いつつ、警察官と一緒に現場である「冒険遊び場」の遊具のところまで出掛けていった。
 問題の遊具は、木製の傾斜のある橋の手すりにつかまり、徐々に登っていくというもので、危険度は決して高くない。だが、木製の橋の起点となっているフラットな板張りには当たり所が悪かったのか、何かでふき取ったものと思われる幾つも血痕が残っている。
 私はデジタルカメラで、その傾斜の付いた橋の遊具と血痕の状況を撮影しておいた。
 私は不謹慎かも知れないが、これを機にこの手の遊具が撤去にならなければいいがと、余計なことを考えていた。
 幼稚園児には、楽しい遊具だと思われるからだ。
 現にもう何事もなかったかのように、何人かの幼稚園児が太鼓橋の遊具で遊んでいる。優しげな母親たちの目がその姿を追っている。
 警察官は、遊具場の点検の頻度を訊いてきたので、月曜日を除くウィークデイの午後2時から、巡回点検していると答えると、手に携えていた報告書に記載していた。警察官は納得した表情になり、そそくさと帰っていった。
 報告書をどう取りまとめようか、私の頭の中は、そのことで一杯になっていた。

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