散歩のときには、私はいつも財布と小銭入れを持って行く
公園の勤務のない日の私の散歩は、近くの公園を抜けて市庁舎に寄り、JR駅まで行ってUターンするコースである。
私はその散歩の途中、本屋に立ち寄って本を買ったり、中型量販店のベーカリーに寄って、好みのパンを購入したりするので、いつも財布と小銭入れを持って行く。
今日も散歩の途中、気まぐれにベーカリーに寄って、丸太メロンのハーフと小倉フレンチ、ハートチョコ、そして豆大福を買ってしまった。
女房は陶芸教室に行き、帰りは午後3時ごろになるというので、それがそのまま、私の今日の昼食となった。
詳しいことは分からないが、買い物をすると消費税が8%のときと10%のときがあり、購入金額に端数が出たりする。そのときには端数をポイントカードで支払い、ポイントカードの残数に多寡により、きっちりとした金額にならないときもある。そのときの対応のために、小銭入れは私の必携品となっている。
これまで消費税が8%になってから、私はお釣りの計算をするのが面倒になり、千円札で支払い続けていて、いつの間にか、1円玉や5円玉が溜まり、その挙句、小銭入れはいつも満杯状態になっていた。
いつか、テレビの番組で、計算が面倒だからと言って、小銭が溜めたままにしておくのは、年寄りになった証拠だと話題になっていた。余りに癪なので、あちこちの店で買い物をした場合、私は会計カウンターのモニター画面を見ながら、素早く計算して、できるだけ小銭で支払うようにしている。
今日も書類入れの中の小銭入れを出そうとジッパーを引いたが、意外に固かったので、そばにいた女房に「どうも中身がジッパーに引っ掛かっているみたいだ!」と言うと、即座に女房から「ジッパーなんて古い言葉を使うと笑われるわよ!ファスナーでしょ!」と言われてしまった。
私の子どもの頃は、男のズボン前に付いているのは「チャック」で、バッグに付いているのは「ジッパー」と呼んでいた。それが成人した頃から世の中では「ファスナー」というのが主流となった。
そう言えば、名古屋にある外国語学校で英会話を勉強するために、JRで通学していたころ、電車の中で英語に関する本を読むことが多かったが、その時に読んだ本の中に秋澤公二氏の『アメリカ英語の発想』という本があった。
その本の中に「チャックは英語?」というタイトルで、この「チャック」「ジッパー」「ファスナー」のことに言及した項目があったのを思い出した。
それによると、「ファスナー、ジッパー、チャックと日本では同じようなコトバだが、英語ではそれぞれ意味が異なる。
まず、fastener(ファスナー)というのは、zipper(ジッパー)、button(ボタン)、buckle(バックル)などいろいろな留め具の総称であり、zipperはslide fastener(米)、zip fastener(英)とも呼ばれる「滑り留め具」のことである。
これがchuck(チャック)となると似ても似つかぬものとなる。「chuckとは旋盤の用語で材料をつかむ装置のことであり、日本でいうチャックの意味は全然ない」と載っている。
旋盤のチャック装置にはいろいろな種類があるが、材料を均等の力で締め付けるためにコレットチャックというアタッチメントを旋盤の本体に取り付けることがある。
そのコレットチャックを利用して、ハンドルで徐々に材料を包み込むように締め付けることから、男のズボンの「滑り留め具」を「チャック」と名付けたのではないか。秋澤公二氏は『アメリカ英語の発想』でそう語っている。
いずれにしても、「ジッパー」は「滑り留め具」のことを指す言葉ということからすると、私が「ジッパー」と言ったのは、あながち間違いだったとは言えない。
だが、私としてはファスナーが留め具の総称ならば、これからは迷わず、ファスナーを使うことにしようと決めていた。
私はその散歩の途中、本屋に立ち寄って本を買ったり、中型量販店のベーカリーに寄って、好みのパンを購入したりするので、いつも財布と小銭入れを持って行く。
今日も散歩の途中、気まぐれにベーカリーに寄って、丸太メロンのハーフと小倉フレンチ、ハートチョコ、そして豆大福を買ってしまった。
女房は陶芸教室に行き、帰りは午後3時ごろになるというので、それがそのまま、私の今日の昼食となった。
詳しいことは分からないが、買い物をすると消費税が8%のときと10%のときがあり、購入金額に端数が出たりする。そのときには端数をポイントカードで支払い、ポイントカードの残数に多寡により、きっちりとした金額にならないときもある。そのときの対応のために、小銭入れは私の必携品となっている。
これまで消費税が8%になってから、私はお釣りの計算をするのが面倒になり、千円札で支払い続けていて、いつの間にか、1円玉や5円玉が溜まり、その挙句、小銭入れはいつも満杯状態になっていた。
いつか、テレビの番組で、計算が面倒だからと言って、小銭が溜めたままにしておくのは、年寄りになった証拠だと話題になっていた。余りに癪なので、あちこちの店で買い物をした場合、私は会計カウンターのモニター画面を見ながら、素早く計算して、できるだけ小銭で支払うようにしている。
今日も書類入れの中の小銭入れを出そうとジッパーを引いたが、意外に固かったので、そばにいた女房に「どうも中身がジッパーに引っ掛かっているみたいだ!」と言うと、即座に女房から「ジッパーなんて古い言葉を使うと笑われるわよ!ファスナーでしょ!」と言われてしまった。
私の子どもの頃は、男のズボン前に付いているのは「チャック」で、バッグに付いているのは「ジッパー」と呼んでいた。それが成人した頃から世の中では「ファスナー」というのが主流となった。
そう言えば、名古屋にある外国語学校で英会話を勉強するために、JRで通学していたころ、電車の中で英語に関する本を読むことが多かったが、その時に読んだ本の中に秋澤公二氏の『アメリカ英語の発想』という本があった。
その本の中に「チャックは英語?」というタイトルで、この「チャック」「ジッパー」「ファスナー」のことに言及した項目があったのを思い出した。
それによると、「ファスナー、ジッパー、チャックと日本では同じようなコトバだが、英語ではそれぞれ意味が異なる。
まず、fastener(ファスナー)というのは、zipper(ジッパー)、button(ボタン)、buckle(バックル)などいろいろな留め具の総称であり、zipperはslide fastener(米)、zip fastener(英)とも呼ばれる「滑り留め具」のことである。
これがchuck(チャック)となると似ても似つかぬものとなる。「chuckとは旋盤の用語で材料をつかむ装置のことであり、日本でいうチャックの意味は全然ない」と載っている。
旋盤のチャック装置にはいろいろな種類があるが、材料を均等の力で締め付けるためにコレットチャックというアタッチメントを旋盤の本体に取り付けることがある。
そのコレットチャックを利用して、ハンドルで徐々に材料を包み込むように締め付けることから、男のズボンの「滑り留め具」を「チャック」と名付けたのではないか。秋澤公二氏は『アメリカ英語の発想』でそう語っている。
いずれにしても、「ジッパー」は「滑り留め具」のことを指す言葉ということからすると、私が「ジッパー」と言ったのは、あながち間違いだったとは言えない。
だが、私としてはファスナーが留め具の総称ならば、これからは迷わず、ファスナーを使うことにしようと決めていた。
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