JR刈谷駅の東口周辺に行くのは 約10年ぶりとなる

 私は現在、バーベキュー場でアルバイトをしているが、そのバーベキュー班には市の「歌謡友の会」の会長をしている人がいる。
 私と同じ勤務シフトになると、やはり歌謡曲の話で盛り上がる。
 その人が会長を務める「歌謡友の会」は毎月第2木曜日と第4木曜日に公民館で教室が開かれ、カラオケの練習をしており、ときには外部から講師を招いて、練習することもあるそうである。
 そして、「歌謡友の会」の会長をしていると、他の地区からの出演依頼がたびたびあり、その都度、出掛けて行って、歌を披露しているとのことだ。
画像 今日は、「ひまわり同友会」というところから依頼があり、刈谷市産業振興センターで午前9時半から「芸能祭」が開催され、出演するので、ぜひ観に来てほしいと言われたので、出掛けることにした。
 歌う順番が91番ということなので、おそらく午後2時ごろになるだろうと予測して、昼食を済ませてから、家を出て行った。
 ぽっかり空いた休みの日に、刈谷市まで出掛ける気になったのは、確かに一緒に働くメンバーから頼まれたこともあるが、刈谷市産業振興センターを地図で確認するとJR刈谷駅近くにあることが分かり、おそらく様変わりしているであろうJR刈谷駅の周辺をぶらりと歩いてみたかったからである。
 私は中学・高校と刈谷市の学校に通っていて、その後も刈谷市で家庭教師や麻雀店でアルバイトをやっていたこともあり、自分の青春時代を語るには、刈谷は避けて通れない所なのである。
 名鉄刈谷市駅近くは、その後もたびたび行っていたが、JR刈谷駅の東口周辺は約10年ぶりとなる。
 私は2007年にJR刈谷駅近くにある「D-square(ディースクエア)」というビルのカフェで、2度ほど中学のクラス会の打ち合わせをやり、結局、クラス会幹事の一人が「D-square」の会員証を持っていたので、そこの中華料理店でクラス会を開催したことがあった。
画像 今日、JR刈谷駅を下りてみて、2007年ごろ、東口周辺の整備工事は続行中であったが、工事が完成した今は、当時とは見違えるように変貌していた。
 その整備工事の中には、刈谷市産業振興センターや隣接する相生駐車場の建設も含まれていたのではなかろうか。
 刈谷市産業振興センターには午後1時15分に到着した。
 「芸能祭」は刈谷市産業振興センターの7階の小ホールで行われている。
 エレベーターに乗り、7階で降りると、受付のテーブルが3つも並べられており、一斉に多くの目が自分に向けられていることに気付く。
 そのフロアにはランダムに置かれているソファが数脚あり、その付近には、歌謡友の会の役員らしい人が幾人もたむろしている。
 私は真ん中の受付テーブルに行って、プログラムはどこでもらえますかと、中年の女性に訊ねると女性はすかさず、プログラムと梓夕子という歌手の新曲のパンフレット、そしてティッシュペーパー1箱をビニール袋に入れてくれ、丁寧なあいさつとともに渡してくれる。
 プログラムの表紙には、「第1回 ひまわり同友会芸能際」と書かれていた。
画像 事前に調べた刈谷市産業振興センター小ホールの10月行事予定欄には「第1回ひまわり同友会芸能祭」とあるので、プログラムの「芸能際」の「際」の字は、「祭」のミスピリントのようである。
 10人ほどが歌い終わった午後2時過ぎ、ビルがぐらぐら揺れ出した。天井から吊るされた電灯が大きく横揺れしているのが見える。一瞬、会場を飛び出す人もいる。だが、歌唱している人は、そんなことに構わずに、懸命に歌い続けている。
 私の一段斜め下の椅子でスマホを眺めている人が、鳥取中部が震源地で、震度6弱の地震だと隣の人に説明している。司会者が舞台の中央に姿を現して、地震があったようなので、しばら様子をみますと会場に伝える。
 天井から吊るされた電灯の揺れがおさまるのを確認して、芸能祭は再開された。
 さすがに「歌謡友の会」の会長をしているだけあって、メンバーの唄は群を抜いていた。
 私は、午後5時から女房と買い物に行く約束を思い出して、芸能祭が終了するのを見届けず、刈谷市産業振興センター小ホールを後にしていた。

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