そのときの私の気持は何故かスッキリしていた
5月に入ってから、女房は息子の部屋とその隣りにある今はもう物置としてしか使っていない六畳の部屋を片付けだした。
せっかく寝起きのできる部屋なのに、息子が東京に行ってからの10年間の間に、年々いらくなった物を押し込めておくだけの物置と化してしまった。
私がサラリーマン現役時代には、年末に協力工場から1トントラックを借りてきて、いらなくなった籐の椅子とか綻びかけたベッドとか、大型の家具を近くのクリーン・センターに持っていき、処分してもらっていた。
大府市民であれば、たとえ1トントラック一杯の資源ゴミでも格安で処分してくれたからである。
ところが、私がサラリーマンをRetireしてからは、縁の切れた協力工場にトラックを貸してくれとも言えず、さりとてトラックをレンタルすることもなく、毎年仕方なく部屋に押し込んだままになっていた。だが今年になってから、女房は一念発起して、いつ息子が帰ってもいいようにと部屋を片付けだしたのだ。
週末になると、女房はその部屋で見つけた私のサラリーマン時代に着ていたスーツやパンツを持ってきて、どうしようかと私に相談を仕掛けてくる。
もう10年以上もほったらかしなので、廃却しても一向に構わないから、根気よく毎週木曜日の資源ゴミの日に出せばと提案するが、女房はなかなか決断ができないでいる。私の物でそうなのだから、自分の物や息子の物については、さらに決断が鈍っているようだ。
先だっても養母の箪笥を片付けていたら、缶に入った沢山の古銭が出てきて、女房は時間があるとその古銭の洗浄するのに余念がない。女房に何を熱心にやっているのかと訊いてみると、「洗浄して、価値のあるものかどうかを名古屋の古銭を扱うところで調べてもらおうと思って!」と説明してくれる。女房が熱心なのは欲と二人連れのようだ。
そういえば思い出した、私が幼いころから、養父母は古銭の蒐集が趣味だったが、私は昔も今も古銭に関してまったく興味がない。頑張れ、我が妻よ。
私には見られて都合の悪い物は家には置いてないので、女房が前触れもなく、思わぬところを片付けられてもヤバいものは何一つない。
女房と結婚して36年、確かに捨てるに忍びない物はあったが、すべてキッパリ捨ててきた。
確かにこのブログを立ち上げ、恋愛に関する記事を書くときに、残しておけばよかったなと思うことはたびたびだった。
たとえば、高校時代の初恋の人T.T.の写真や大学時代のM.T.とのツーショットの写真などは、何度残しておけばよかったと嘆いてきたとしても、やはり残しておくのはマズいことなのだ。特にやんちゃな娘に見られた日には、瞬く間に親戚中に広まって大事になりかねない。
実は私は女房と結婚しようと決心したとき、私はそれまでの自分の過去を断ち切るために、初恋の人T.T.とペアのペンダント、T.T.の写真や大学時代のM.S.とのツーショットの写真など、近くの小さな神社の奥にある楠の下に穴を掘ってねんごろに埋めた。その場所は私の小学生から秘密の場所で、宝物の隠し場所でもあった。
先だってのゴールデンウィークのときに、36年ぶりにその場所に散歩がてらに行ってみると知らぬ間に更地になっていて、マンション建設予定地の看板が立っていた。
不思議なものだ、そのときの私の気持は何故かスッキリしていた。
せっかく寝起きのできる部屋なのに、息子が東京に行ってからの10年間の間に、年々いらくなった物を押し込めておくだけの物置と化してしまった。
私がサラリーマン現役時代には、年末に協力工場から1トントラックを借りてきて、いらなくなった籐の椅子とか綻びかけたベッドとか、大型の家具を近くのクリーン・センターに持っていき、処分してもらっていた。
大府市民であれば、たとえ1トントラック一杯の資源ゴミでも格安で処分してくれたからである。
ところが、私がサラリーマンをRetireしてからは、縁の切れた協力工場にトラックを貸してくれとも言えず、さりとてトラックをレンタルすることもなく、毎年仕方なく部屋に押し込んだままになっていた。だが今年になってから、女房は一念発起して、いつ息子が帰ってもいいようにと部屋を片付けだしたのだ。
週末になると、女房はその部屋で見つけた私のサラリーマン時代に着ていたスーツやパンツを持ってきて、どうしようかと私に相談を仕掛けてくる。
もう10年以上もほったらかしなので、廃却しても一向に構わないから、根気よく毎週木曜日の資源ゴミの日に出せばと提案するが、女房はなかなか決断ができないでいる。私の物でそうなのだから、自分の物や息子の物については、さらに決断が鈍っているようだ。
先だっても養母の箪笥を片付けていたら、缶に入った沢山の古銭が出てきて、女房は時間があるとその古銭の洗浄するのに余念がない。女房に何を熱心にやっているのかと訊いてみると、「洗浄して、価値のあるものかどうかを名古屋の古銭を扱うところで調べてもらおうと思って!」と説明してくれる。女房が熱心なのは欲と二人連れのようだ。
そういえば思い出した、私が幼いころから、養父母は古銭の蒐集が趣味だったが、私は昔も今も古銭に関してまったく興味がない。頑張れ、我が妻よ。
私には見られて都合の悪い物は家には置いてないので、女房が前触れもなく、思わぬところを片付けられてもヤバいものは何一つない。
女房と結婚して36年、確かに捨てるに忍びない物はあったが、すべてキッパリ捨ててきた。
確かにこのブログを立ち上げ、恋愛に関する記事を書くときに、残しておけばよかったなと思うことはたびたびだった。
たとえば、高校時代の初恋の人T.T.の写真や大学時代のM.T.とのツーショットの写真などは、何度残しておけばよかったと嘆いてきたとしても、やはり残しておくのはマズいことなのだ。特にやんちゃな娘に見られた日には、瞬く間に親戚中に広まって大事になりかねない。
実は私は女房と結婚しようと決心したとき、私はそれまでの自分の過去を断ち切るために、初恋の人T.T.とペアのペンダント、T.T.の写真や大学時代のM.S.とのツーショットの写真など、近くの小さな神社の奥にある楠の下に穴を掘ってねんごろに埋めた。その場所は私の小学生から秘密の場所で、宝物の隠し場所でもあった。
先だってのゴールデンウィークのときに、36年ぶりにその場所に散歩がてらに行ってみると知らぬ間に更地になっていて、マンション建設予定地の看板が立っていた。
不思議なものだ、そのときの私の気持は何故かスッキリしていた。
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