三重県桑名市の「なばなの里」
今日は三重県桑名市にある「なばなの里」にイルミネーションを見に行ってきた。
夕方五時半頃、「なばなの里」の駐車場近くになると、蛍光棒を持った警備員が駐車場の300m手前から、車を誘導している。まるでどこかのイベント会場の駐車場のようだ。私は季節の折々に何度か「なばなの里」を訪れているが、こんなに駐車場が混んでいるのは始めてである。
「なばなの里」の周辺の植え込みがイルミネーションで飾られ、どこからともなく音楽が流れてくる。数知れないカップルが玄関ゲートを目指している。時々家族連れや友だちと思われる数人の集団が足早に私を追い越して行く。気を抜いていると木曾三川から吹いてくる風邪が冷たく頬を通り抜け、思いがけない寒さに身を引き締めさせる。
正面玄関ゲートを抜けるとすぐ、ピーターラビットの看板が見え、縫いぐるみのピーターラビットが客に愛想を振りまき、何人もの客の要望でカメラに向かいポーズを取り、一緒に写真に納まったりしている。
ふとそのとき私は、去年ビジネス英語学校で一緒だったクラスメートを思い出していた。去年10月、そのクラスメートはウォルトディズニーのキャラクターやピーターラビットのセル画を中心に自宅で展示会を開いたが、そのときに見たピーターラビットの表情が、今目の当たりにしている縫いぐるみのピーターラビットとオーバーラップしてくる。知らないうちに私は、縫いぐるみのピーターラビットに握手を求めていたが、握手する間もなく、家族連れの子供たちに縫いぐるみのピーターラビットを横取りされてしまった。
200mの光のトンネルは何処にあるか、地図で確認し、早速行ってみた。オレンジ色の電球で飾られたトンネルは眩いばかりで、電球のせいか、トンネルの中は暖かく、それは正に夢の回廊のように幻想的であった。しばらくすると今度は直線ではなく、S字型のブルーのトンネルが現れた。ブルーだけにオレンジ色のトンネルとは別の夢の中で、夜空の星の中を彷徨っている錯覚に捉われてくる。光に見とれていると、カメラに向かってポーズを取っているカップルの前を横切ったり、もうちょっとでぶつかりそうになったりして反感を買ってしまうことになる。寒さの中で寄り添っているカップルには、年寄りの図々しさは適わないと思われているのかも知れない。
「なばなの里」は12月から2月まで、温室の「ベコニアガーデン」の他にこれといった目玉となる花がない。しかし近年、イルミネーションスポットとして名古屋近郊の人たちだけでなく、三重県や岐阜県の人たちにも認知され始めている。カップルや家族連れの関西訛りや岐阜訛りがそれを物語っている。
「なばなの里」の試みは成功したと言えるのではないか。帰り道、耳朶まで冷たくなった身を縮めながら、そんなことを考えていた。
夕方五時半頃、「なばなの里」の駐車場近くになると、蛍光棒を持った警備員が駐車場の300m手前から、車を誘導している。まるでどこかのイベント会場の駐車場のようだ。私は季節の折々に何度か「なばなの里」を訪れているが、こんなに駐車場が混んでいるのは始めてである。
「なばなの里」の周辺の植え込みがイルミネーションで飾られ、どこからともなく音楽が流れてくる。数知れないカップルが玄関ゲートを目指している。時々家族連れや友だちと思われる数人の集団が足早に私を追い越して行く。気を抜いていると木曾三川から吹いてくる風邪が冷たく頬を通り抜け、思いがけない寒さに身を引き締めさせる。正面玄関ゲートを抜けるとすぐ、ピーターラビットの看板が見え、縫いぐるみのピーターラビットが客に愛想を振りまき、何人もの客の要望でカメラに向かいポーズを取り、一緒に写真に納まったりしている。
ふとそのとき私は、去年ビジネス英語学校で一緒だったクラスメートを思い出していた。去年10月、そのクラスメートはウォルトディズニーのキャラクターやピーターラビットのセル画を中心に自宅で展示会を開いたが、そのときに見たピーターラビットの表情が、今目の当たりにしている縫いぐるみのピーターラビットとオーバーラップしてくる。知らないうちに私は、縫いぐるみのピーターラビットに握手を求めていたが、握手する間もなく、家族連れの子供たちに縫いぐるみのピーターラビットを横取りされてしまった。
200mの光のトンネルは何処にあるか、地図で確認し、早速行ってみた。オレンジ色の電球で飾られたトンネルは眩いばかりで、電球のせいか、トンネルの中は暖かく、それは正に夢の回廊のように幻想的であった。しばらくすると今度は直線ではなく、S字型のブルーのトンネルが現れた。ブルーだけにオレンジ色のトンネルとは別の夢の中で、夜空の星の中を彷徨っている錯覚に捉われてくる。光に見とれていると、カメラに向かってポーズを取っているカップルの前を横切ったり、もうちょっとでぶつかりそうになったりして反感を買ってしまうことになる。寒さの中で寄り添っているカップルには、年寄りの図々しさは適わないと思われているのかも知れない。「なばなの里」は12月から2月まで、温室の「ベコニアガーデン」の他にこれといった目玉となる花がない。しかし近年、イルミネーションスポットとして名古屋近郊の人たちだけでなく、三重県や岐阜県の人たちにも認知され始めている。カップルや家族連れの関西訛りや岐阜訛りがそれを物語っている。
「なばなの里」の試みは成功したと言えるのではないか。帰り道、耳朶まで冷たくなった身を縮めながら、そんなことを考えていた。
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