グローバルビジネス科のクラスメートー9

 グローバルビジネス科 Yumiさん:
 Yumiさんの苗字は私の苗字と同じで、私のN大学の後輩でもある。Yumiさんのいた学科も私のいた学科も、今はもう外国語学部英米科に統一にされていて、今はもうない。Yumiさんは最初の自己紹介のとき、英会話は日常会話程度であればできますと自分を紹介していた。そして自分の夢は子供たちのために、英語で書かれた童話を翻訳し、最終的には一冊の本として上梓することだと語っていた。
 Yumiさんは二、三度ほど私の席の隣に座ったが、英会話中心の教科書 Interchangeのときは、さすがに英会話に自信があるだけあって、Pair Work やGroup Workのとき、しっかりとパートナーを引っ張ってくれ、先生にもよく質問していた。ただ、日本語のビジネスマナー研修の実習では、耳まで真っ赤に染め、眼も穏やかになり、控え目で純情なYumiさんに変貌していた。Yumiさんは実は恥ずかしがり屋で、上がり性なのかも知れない。反面、人一倍の頑張りで自信をつけることで、自分の恥ずかしがり屋の性格や上がり性を克服してきたのではないかと私なりに分析している。
 ビジネスマナー研修の模擬面接のときやプレゼンテーションのとき、自分の好きな言葉は「人事を尽くして天命を待つ」という言葉だと語っていた。Yumiさんは人事を尽くすという言葉の中に、高校時代のバレーボール部でのレギュラー獲得までの執念や英語TOEIC900にいたるまでの努力をクラスメートに披露することで、詰まるところは人に負けたくないという強い思いがYumiさんの気持を突き動かしていることを語りたかったに違いない。
 Yumiさんはビジネスマナー研修で、話すスピードが早いので、もう少しゆっくりと話すように森先生に指導されていた。日常会話の時と面接やプレゼンテーションの時と、話すスピードを臨機応変に変えていけばいい、そんな風に私は思っていた。スピードの早い話し方や語尾に「ですが」をつける癖はYumiさんのIdentityとも言えるからだ。
 私は、Yumiさんの中に天性として備わってる優しさと純粋な心を何処までも何時までも持ち続けてほしいと、人生と大学の先輩として願っている。

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