西部の荒くれ者の間では、卑猥言葉はよく使われていた
私は読んでいる本の中に英単語や熟語に関する言葉が出てくるとすごく気になり、とりあえず付箋を貼っておいて、あとからネットで調べてみることにしている。
先だって読んだ本の中に気になる言葉が出現していた。それは「ファッキン・イングリッシュ」という言葉である。
「ファッキン」というのは、fuckingを縮めたfuck'nのことだと思われる。ということからすると、いまいましい、ひどい、いやな、とんでもない英語という意味になるが、その本の中ではそんな意味ではなく、くだけた英語、下世話な英語、隠語をまじえた英語、そんな意味に使われているように思われる。
「ファッキン・イングリッシュ」という言葉で、思い出したことがあった。
私は東北の国立大学の入試に失敗して、浪人時代を1年間だけ経験したことがある。その間、名古屋駅の西側(通称駅裏)にあった河合塾という予備校で勉強していた。
そこの英語講師の授業が面白くて、私は欠かさず受講していたが、その講師に【Four Letter Words(四文字語)】について、教えてもらったことがある。
英会話講師曰く、英語圏では四文字語の中には「Swear Words」と呼ばれる卑猥用語がある。例えば、Shit、Cunt、Fuck、Suck、Bitch、Damnなど、日常会話でとても口にできない言葉があると言うのである。
その講師はスラングとか卑猥な言葉とか言っても、そこは外国語のことなので、ピンとこないと思うけれど、ネイティブの人にはゼッタイ使わないようにと、くどいほど強調していた。
60年前の記憶を辿ってみる。
Shitはそのまま【Shit】とか【Shit it】として使われるが、日本語で言うと「くそったれ」という意味になる。またCuntは、「Pussy」のように、「女性器」という意味もあるが、「死ぬほど嫌な人」「バカ野郎」「クソ野郎」など人をけなす最悪な言葉となる。
さらに、Fuckは独り言ならば「畜生!」となり、相手に向かって「Fuck you」と言えば、「このクソ野郎!」という意味になる。
Suckは「吸う」という意味だが、トランペットを吹くという動詞もSuckで、最初は下手な演奏者に向かって、ただ咥えているだけ(only sucking)だとけなしたりしたことから、「下手だ」「イケテナイ」などの意味に変遷していったようである。今ならさしずめ「ダサイ」という意味になろうか。
Bitchはもともと雌犬という意味だが、俗語では「尻軽女」「あばずれ女」を指す言葉で、私がよく耳にしたのは「Bitch」単独の使われ方ではなく、「Son of a Bitch」という熟語で、相手に直接向かって言えば「クソッタレ野郎」と言う意味になるし、独り言ならば、「ちくしょう!」とか「くそ!」と意味になる。
Damnは動詞で、けなすとか、ののしるとかの意味だが、「Damn it」と使えば「ちくしょうめ!」となり、「Goddamn」と言えば、「地獄に落ちろ」ということになる。
なお、四文字語ではないが、そのほかに「Swear Words」と呼ばれる言葉の中にAssがある。Assには「ロバ」「バカ」の意味のほかに「尻」とか「 肛門」とかの意味があるが、「Kiss my ass(オレのケツにキスしろ)」と言えば、「馬鹿やろう!」「ふざけんな!」という意味になる。
私の二十歳のころには、アメリカ映画と言えば、何と言っても西部劇であった。
河合塾の英語教師の講義を聴講したあとで、名古屋駅前の映画館でジョン・ウェイン主演の西部劇を何本も観たが、その台詞の中には「Shit it」「Fuck you」「Son of a Bitch」「Goddamn」がたびたび出てきていた。
西部の荒くれ者の間では、こうした卑猥言葉はよく使われていたという証左と言えるのかも知れない。
先だって読んだ本の中に気になる言葉が出現していた。それは「ファッキン・イングリッシュ」という言葉である。
「ファッキン」というのは、fuckingを縮めたfuck'nのことだと思われる。ということからすると、いまいましい、ひどい、いやな、とんでもない英語という意味になるが、その本の中ではそんな意味ではなく、くだけた英語、下世話な英語、隠語をまじえた英語、そんな意味に使われているように思われる。
「ファッキン・イングリッシュ」という言葉で、思い出したことがあった。
私は東北の国立大学の入試に失敗して、浪人時代を1年間だけ経験したことがある。その間、名古屋駅の西側(通称駅裏)にあった河合塾という予備校で勉強していた。
そこの英語講師の授業が面白くて、私は欠かさず受講していたが、その講師に【Four Letter Words(四文字語)】について、教えてもらったことがある。
英会話講師曰く、英語圏では四文字語の中には「Swear Words」と呼ばれる卑猥用語がある。例えば、Shit、Cunt、Fuck、Suck、Bitch、Damnなど、日常会話でとても口にできない言葉があると言うのである。
その講師はスラングとか卑猥な言葉とか言っても、そこは外国語のことなので、ピンとこないと思うけれど、ネイティブの人にはゼッタイ使わないようにと、くどいほど強調していた。
60年前の記憶を辿ってみる。
Shitはそのまま【Shit】とか【Shit it】として使われるが、日本語で言うと「くそったれ」という意味になる。またCuntは、「Pussy」のように、「女性器」という意味もあるが、「死ぬほど嫌な人」「バカ野郎」「クソ野郎」など人をけなす最悪な言葉となる。
さらに、Fuckは独り言ならば「畜生!」となり、相手に向かって「Fuck you」と言えば、「このクソ野郎!」という意味になる。
Suckは「吸う」という意味だが、トランペットを吹くという動詞もSuckで、最初は下手な演奏者に向かって、ただ咥えているだけ(only sucking)だとけなしたりしたことから、「下手だ」「イケテナイ」などの意味に変遷していったようである。今ならさしずめ「ダサイ」という意味になろうか。
Bitchはもともと雌犬という意味だが、俗語では「尻軽女」「あばずれ女」を指す言葉で、私がよく耳にしたのは「Bitch」単独の使われ方ではなく、「Son of a Bitch」という熟語で、相手に直接向かって言えば「クソッタレ野郎」と言う意味になるし、独り言ならば、「ちくしょう!」とか「くそ!」と意味になる。
Damnは動詞で、けなすとか、ののしるとかの意味だが、「Damn it」と使えば「ちくしょうめ!」となり、「Goddamn」と言えば、「地獄に落ちろ」ということになる。
なお、四文字語ではないが、そのほかに「Swear Words」と呼ばれる言葉の中にAssがある。Assには「ロバ」「バカ」の意味のほかに「尻」とか「 肛門」とかの意味があるが、「Kiss my ass(オレのケツにキスしろ)」と言えば、「馬鹿やろう!」「ふざけんな!」という意味になる。
私の二十歳のころには、アメリカ映画と言えば、何と言っても西部劇であった。
河合塾の英語教師の講義を聴講したあとで、名古屋駅前の映画館でジョン・ウェイン主演の西部劇を何本も観たが、その台詞の中には「Shit it」「Fuck you」「Son of a Bitch」「Goddamn」がたびたび出てきていた。
西部の荒くれ者の間では、こうした卑猥言葉はよく使われていたという証左と言えるのかも知れない。
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