満77歳からの学校は、体力的には一杯いっぱいの年齢である

 今、私が市の公園で働いているのは、名古屋にある外国語学校I.C.NAGOYAの授業料を確保したいという気持を持っているからである。
 加えて、自分の残り少ない人生を考えると、今までとは違った環境の中で、新しい人との素晴らしい出会いに期待しているという側面もある。
 授業開始は午後5時から9時までで、授業料は1年間で270,000円である。
 ほかの英語学校に比較すると、決して高くない金額である。
 またI.C.NAGOYAのいい点は、面接の段階でネイティブスピーカーでも癖のあるしゃべり方や方言の抜けない人間は講師として採用しないという方針を堅持しているところである。
 I.C.NAGOYAはJR名古屋駅前の永田ビル内にあり、JR東海道線の改札口から、徒歩でおおよそ10分のところにある。
 私が利用するJR大府駅からJR名古屋駅間の1ヶ月の定期代は9,900円で、6ヶ月では割引されて47,520円となっているので、1年間の定期代は9,5040円となり。授業料と合わせると365,040円となり、さらに夕食代を考えると費用がかなり嵩むことになる。
 今の公園での給料は年間65万円なので、7割以上を充当させることになる。それでも授業を受けたい気持は変わらない。
 永六輔さんによれば、音楽家の中村八大さんは常日頃、「学校へ行くことの最大の目的は、友だちを作ることだ」と言っていたそうである。
 私がその言葉に気付かされたのは、やはり、会社をRetire後に職業訓練の一環として、I.C.NAGOYAのグローバルビジネス科に入学し、男女や歳の差を超えて、クラスメートと友だちになれたと実感したときであった。
 そして、今の私は人との出会いを大切にして、着飾ることなく本音で付き合える柔軟性を持ちたいと願っている。そのためにもI.C.NAGOYAで、外国人講師と種々雑多な職業を持つ人たちとの交流を図るためにビジネス英語を学びたいと思っている。
 だが、公園で働く2年間で、授業料は貯まったが、去年からの思いも寄らぬコロナ禍で、I.C.NAGOYAに行くのを断念せざるを得なかった。
 ビジネス英語の習得は対面し、積極的に英語で会話しなければ上達することができない。
 従って、I.C.NAGOYAで心置きなくビジネス英語を学ぶには、コロナ感染症の完全な終息が条件となる。
 哀しいかな、まだ先の見通しが立たないというのが、現在の状況である。
 私は今年で満77歳となる。体力的には一杯いっぱいの年齢になってしまった。

 私は、38年間、サラリーマンをしてきたが、同僚と1日のうちの大半の時間を共にしていることから、表向きには会社から与えられた共通の目的で結ばれていたように思えても、互いに気を許し合い、本音で話し合える友だちは、会社という環境の中では作りにくい。
 サラリーマンの宿命で、入社時は仲間と思えても時の流れとともに相手をライバル視していくからである。決定的になるのは、その地位に差が生じ、互いの本性が表面化されて、嫉妬心が生まれたときである。
 私が会社をRetireしたとき、何が悲しかったかと問われれば、私の性格によることも原因の1つかも知れないが、38年間のサラリーマン生活の中で、親友と呼べる友だちが一人もできなかったことである。
 今はこれも自分の人生と割り切ることにしている。
 たとえ、自分なりに割り切ったとしても、自分の人間としても弱さであろうか、今はただ時間と空間が交錯した偶然の出会いの中で生まれる「一期一会」という環境を求めていきたいと願っている。
 そして、これまで自分の人生の中で交わることのなかった異次元の人たちとの出会いを得るためにも、I.C.NAGOYAでビジネス英語を学びたいと思っている。

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