そこには冬に逆戻りしたような寒さがあった

 私の父親は5月5日に満59歳で亡くなり、母親は7月4日に74歳で旅立った。
 私たち夫婦は毎月4日か5日のどちらかの日に菩提寺にお墓参りに行っている。
 たまたま3月4日は私が市の公園の勤務が入っていたので、3月の勤務表が決まった時点で、女房と相談して3月5日にお墓参りに行くことを決めていた。
 今日は私の住む地域にある熱田神社では、「五十の市」が立っているので、まずそこの花屋さんで供花を買うために立ち寄った。一束300円の供花を2つ買い、そのまま菩提寺に向かった。
 今日の空は晴れているにもかかわらず、寺の手水場の水道の水を桶に注いでいるとき、強風のためにその水が桶の口元を逸れ、私の足元の方に飛んできて、ズボンの裾にかかってしまった。
 冬に逆戻りしたような冷たさであった。
 その寒さのせいでもなかろうが、墓地には誰もいなかった。
 墓地も周囲に遮るものがない分、強い風が吹き抜けていく。杉本眞人さんの「吾亦紅」の歌詞ではないが、【マッチを擦れば おろしが吹いて線香がやけに】に点きにくかった。
 お墓参りを終えて、私たちはショッピングモールの中のヘアカットサロンの店に立ち寄った。女房から、髪が長くなりみっともないから、短くしなさいと言われていたからだ。
 私は車を降りるとき、新型コロナウィルス対策として、常識のように言われているマスクを着用して、ヘアカットの店に入った。女房は本屋で待っているからと私に告げて、さっさと去っていく。
 店内にはすでにカットをしてもらっている人が3人と理容師が3人、そしてカットの順番を待つ人が私を含めて6人もいて、その中には学校が休校になった小学生が3人もいる。
 そのほかに小学生3人の母親が順番待ちの椅子とは別の場所の椅子に座って、自分の子どもたちのヘアカットが終了するのを待っている。つまり、あまり広くない店内に15人もいる。
 だが、順番を待つ60代の男性3人はマスクを着用していない。
 2月にハワイからセントレア空港に帰ってきた男女2人が、新型コロナの感染していたことが判明したが、その女性の方が、このショッピングモールのフィットネスクラブでトレーニングしていたという事実が明るみに出ていた。
 自分がマスクを着用していることもあり、その60代の男性3人の無頓着さが気になっていた。自分が後期高齢者になったせいであろうか。

 家に帰ってから、PCメールを開くとカテエネ事務局から「【中部電力】老後資金の不安を解消!カテエネコラムにヒントがいっぱい!」という表題のメールが届いていた。
 カテエネとは中部電力のWEBサービスで、私は会員登録をしている。
 ときどきそのホームページに「カテエネコラム」が掲載され、そのたびに事務局から私のパソコンにメールが届けられる。
 今回の「カテエネコラム」のテーマは老後資金についてであった。
 その記事の中に次のような記述があった。
 <総務省「平成28年度家計調査年報」によると、世帯主が60歳以上・無職世帯の場合の1ヶ月の支出は右記・表のとおりです。
 食費:68193円 住居費:14346円 水道光熱費:20427円 家具・家事用品:9290円 被服等:6737円 保健医療費:14646円 交通・通信費:26505円 教育・教養娯楽費:25712円 こづかい:6225円 交際費:25243円 その他支出:22280円 合計:239604円>
 この金額は世帯主が60歳以上・無職世帯の場合の1ヶ月の支出の平均なので、現在の私の家庭の支出と単純に比較はできないが、それぞれの項目に我が家の1ヶ月の支出を埋めていくと、参考になることも多い。
 最も差があるのは水道光熱費で、私の家の場合はおよそ倍の額になっており、逆にこづかいや交際費は5分の1ほどになっている。
 だが、女房と2人の我が家の1ヶ月の支出も同じくらいの支出金額になっている。
 今のところ、1ヶ月の支出にあまり負担を感じないのは、女房も私もアルバイトをやっているせいかも知れない。

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