イギリスのNHSは、日本の国民皆保険制度に似ているのだろうか

 21日放送の日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」に大阪府の吉村洋文知事が生出演して、厚労省から「非公開」として提示された文書を公開した。
 その資料は次のような内容である。
 <大阪府、兵庫県の全域において
 ― 感染源不明(リンクなし)症例が感染世代(5日程度)毎に増加。
 ― 1人が生み出す2次感染者数の平均値が兵庫県で1を超えている。
 ➡ 見えないクラスター連鎖が増加しつつあり、感染の急激な増加が既に始まっていると考えられる。
 ― 試算では、19日までの間に78人(うち重篤者 5人)
   次の7日間(20~27日)に患者586人(うち重篤者30+9人)
   次の7日間(28~3日)に患者3,374人(うち重篤者227人)
 ➡ 感染者数がこれから急速に増加し、来週には重症者への医療提供が難しくなる可能性あり。>

 何ともすごい数字である。この数字がなぜ「非公開」になるのであろうか。
 専門家会議の現状認識は「北海道以外の新規感染者数は、日ごとの差はあるものの、都市部を中心に漸増している」というものであり、さらに「兵庫県や愛知県のように1人の感染者が2次感染者を生み出す平均値が1を超えているところもある」と言っている。
 つまり、私が住んでいる愛知県も兵庫県と同じように【1人が生み出す2次感染者数の平均値が1を超えている】のだから、厚生労働省コロナ対策本部クラスター班の専門家はすでに愛知県についても試算した資料があるのではなかろうか。やはり公開してもらいたいものである。
 大阪府の吉村洋文知事はこの提案について、Twitterで次のように語っている。
 「厚労省から受けたこの提案を重視し、方針を決定した。単なる有識者やコメンテーターが作成したものじゃない。国がこの書類を持って大阪府と兵庫県にわざわざ説明に来て提案された。重要な事実と判断して外に出した。多くのコメンテーターはこんな数字なる訳ないと思うだろうが、僕は無視できない。」
 少なくとも4月3日時点の患者数と重篤者数の実数がどのような推移になっているか、誰が府知事であったとしても、これまで施行してきた対策を継続するしか手だてはなさそうである。
 私が住んでいる市には感染者数はゼロであるが、私がアルバイトをしている公園のバーベキュー場の閉鎖は3月31日となっているが、当分の間、解放が無理のようで、兵庫県の4月3日の状況感染者数と重篤者数が判明するまでは、閉鎖ということになりそうである。
 今日の勤務は午後1時から5時半までであったが、管理事務所では相変わらず、情報源が不明な不審な情報が飛び交っていた。
 世間には、不審な情報をまことしやかに口にする人はいるものである。特に高齢者は話題がないのか、真偽が明らかならずとも、すぐに拡散する。困ったものである。
 
 今日のイギリスの公共放送局 BBCのニュースサイトにはジョンソン首相の次のような発言が載っていた。
 【Boris Johnson has warned the NHS could be "overwhelmed" if people do not act to slow the "accelerating" spread of coronavirus, as he urged the UK not to visit loved ones on Mother's Day.(ボリス・ジョンソンは人々がコロナウィルスの加速的な拡散を遅らせる行動を取らなければ、NHSの対応が一杯いっぱいになるおそれがあると警告した。そのためにイギリスの人々が母の日に愛する人たちを訪れないようにと促した)】
 なお、NHS(国民保健サービス)とは、ネットで検索すると「イギリスの国営医療サービス事業をさし、患者の医療ニーズに対して公平なサービスを提供することを目的に設立されたということである。またNHSにはイギリス国家予算の25.2%が投じられている」
 またNHSという医療サービスは、基本的には診療費が無料で、薬などは処方箋をもらって薬局等で購入する必要があるということだ。
 はたして、日本の国民皆保険制度に似ているのだろうか。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた

この記事へのコメント