あの頃は読書に打ち込める時間があった日々で、今とは別の充実感があった

 私は現在、月に14日間程度、市の公園でアルバイトをしている。
 そのほかにシルバー人材センターのブロック長と理事も兼任している。またコミュニティ推進協議会広報部会の副部長もやっていて、毎日、何かと慌ただしい生活を送っている。
 昨日の国立長寿医療研究センターの循環器内科の担当医からも、γ-GTの値が高いのは、その忙しさのためにストレスが溜まり、肝臓に負担をかけているのかもと指摘され、もう少し気ままな生活をしたらどうかとアドバイスを受けた。
 市の公園のアルバイトだけのときには、よくアローブ(大府市おおぶ文化交流の杜図書館)に行き、ゆったりした気分で、読書をして半日を過ごしたものである。
 ときには市で発行してもらった循環バスの無料カードを利用して、アローブに行ったりしていた。
 そのときには、のんびりとした生活をしていたせいか、γ-GTの値は正常値であった。
 懐かしくなり、アルバイトを終えて帰宅してから、アローブのホームページにアクセスしてみた。そこには貸し出しランキングが載っていた。
 今日現在のランキングは次のようである。
 1位:希望の糸(東野圭吾)2位:妻のトリセツ(黒川伊保子)3位:そして、バトンは渡された(瀬尾まいこ)4位:落日(湊かなえ)5位:一切なりゆき(樹木希林)となっている。
 相変わらず、東野圭吾氏は人気がある。
 アローブの館長は、新刊を発行している出版社に配慮して、蔵書の冊数と8冊に限定していると言っていたが、東野圭吾氏の著作の蔵書は常に8冊である。8冊と蔵書が限定されているからであろうか、予約待ちの人が20人もいる。
 瀬尾まい子さんの『そして、バトンは渡された』は2018年の発刊だが、未だに人気があるようである。実は私はこの『そして、バトンは渡された』を3冊も買っている。上の孫娘と下の孫娘に各1冊、そしてもう1冊は私の分である。
 孫娘たちは娘に似たのか、読書好きである。上の孫娘は乱読だが、下の孫娘は湊かなえさんのファンで、私の本棚にあった湊かなえさんの著作を5、6冊を持って行ったきり、まだ返しに来ていない。
 だが、私の手元にあっても何の役にも立たないので、それも仕方がないことだと諦めている。
 ふと、そんな下の孫娘のためにも上述のランキング4位の『落日』に買ってこようかなと思ったりもしている。

 アローブに関する記事を捜していたら、2019年9月に47NEWS(よんななニュース)のウェブサイトに次のような記事が載っていた。
 なお、47NEWSというのは、全国の52新聞社と共同通信のニュースを束ねたウェブサイトとのことである。
 <7月に開館5周年を迎えた大府市おおぶ文化交流の杜図書館は、全国の同規模自治体(人口6万~10万人)の中で貸出冊数が3年連続全国一となっている。>
 2年連続までは、中日新聞の地方版に大きく取り上げられていたが、3年連続ともなると、話題性に乏しくなったのか、小さな扱いになっていた。
 アローブの大きな特長は、東海三県で初めてという予約図書のセルフ貸し出しコーナーがあることである。
 借りたい資料と利用者カードを持って行き、自動貸出機で貸出手続きを行うことができる。またカウンターで貸出をすることも可能で、貸出冊数は一人につき、図書資料20冊(内、マンガ・視聴覚資料は5点まで)までとなっている。
 また利用者カードは、市内の10の公民館図書室にも適用できる。
 私は火野葦平氏の『糞尿譚』と里見弴氏の『秋日和』、そして荻原浩氏の『オロロ畑でつかまえて』がアローブにはなかったので、アローブ館内に置かれたモニターのデータベースで検索すると、地区の公民館の図書室の蔵書の中にあることが分かったので、利用者カードを持って、その公民館に借りに行ったことがある。4年前のことだ。
 なお、火野葦平氏の『糞尿譚』と里見弴氏の『秋日和』は昭和作家全集に収められていた。
 あの頃は読書に打ち込める時間があった日々で、今とは別の充実感があった。

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