サラリーマン時代に取引していた会社から、今年もお歳暮が届けられた

 昨日、午後9時半に娘から私のケイタイに電話があったようだ。
 女房にも同じ時間帯に娘から電話があったが、すでに床に入っていて、気付かなかったようである。女房は週に4日、午前4時から7時までアルバイトをやるようになってから、早く寝る癖が身に付いてしまった。
 逆に私は午前8時半からと午後1時からの勤務がほとんどなので、午前1時ごろに床に就くことが多くなった。
 女房はまたウィークデイの午前中に陶芸、書道、ネクタイリフォーム、手芸などの教室に通っているので、最近は現役サラリーマン時代のようにすれ違うことが多くなっている。
 女房は今朝、古い雛人形を引き取ってくれるところがあるとかで、押し入れの中にしまってあった雛人形を4箱ほど引っ張り出して、どこかに出かけて行ったが、午後1時になっても帰ってこない。
 さすがの私も待ちきれず、近くのスーパーに出掛けて行き、女房の分を含めて弁当2つと総菜を買ってきた。
 私が先に弁当を食べて待っていると、建てつけの悪い玄関の扉を勢いよく開けて、女房が帰ってきた。
 飯台の上の弁当と総菜に気が付いて、「遅くなってごめん」と声を掛けてくる。
 どうも炊飯器の中は空っぽのようで、女房は慌てて米を研ぎ始める。それが終わると「昨日の夜の電話の用事は何なの?」とケイタイに出た娘に問いかけている。
 「忙しいから、お父さんの誕生日祝いを持っていくのは、ちょっと先になるからね」と言う娘の声が女房のスマホから聞こえてくる。
 娘からの誕生日祝いは毎年、図書券なので、少々遅れてもどうってことはない。
 娘が忙しいのは、ダンナの母親が病み上がりで動けないところに、ダンナの祖母が老人介護センターから帰ってきたことで、炊事洗濯など、家事に追われるようになったからのようである。
 私は誕生日を覚えてくれているだけで充分で、誕生日祝いなど持って来なくていいからと言ってやりたかったが、私は口に出すのを止めた。

 今日、女房が家を空けている間に宅配便がやってきた。それは、お歳暮で果汁100%ウェルチのジュースセットであった。
 現役サラリーマン時代、約18年間にわたり、部品加工を依頼していた会社からであった。
 その会社は1991年から1993年にかけてのバブル崩壊時期に、倒産の危機に陥った。私は技術的にも優れたものを持っているその会社の危機を救おうと、自分が担当している得意先を回り、その設備に合った部品を受注して、約3年にわたり、私の知り合いの会社を経由して、その会社に発注し続けた。
 確か、1995年だったと思うが、その会社は黒字に転換し、新たな客先からも製品を受注することになったので、私は安心して1996年に会社をRetireした。
 思えば、あれから14年間もお歳暮を送り続けてくれている。
 私が得意先を回ったのは、ただ単にこの会社の技術力と従業員のスキルを潰してはならないと思ってのことで、いわば、私の究極の自己満足だったと言っていい。
 Retireしてから、何度もその会社に電話をかけて、もう充分に義理を果たしてもらえたので、気を遣わないようにと伝えたが、毎年、お中元とお歳暮の時期がくると贈られてくる。
 まだ会社は何事もなく、営業していますというメッセージかも知れないと思い、今はありがたく受け取っている。
 余談だが、最初のお歳暮は、スーパードライの缶ビールセットであった。私に孫ができてからは、果汁100% ウェルチのジュースセットになった。おそらく孫たちのためを思ってのことだと思われる。
 娘が誕生日祝いに図書券を持ってきたとき、孫たちのために渡そうと思っている。

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