28年間、勤務した半田工場の横を車で通り抜けて行こうと思っていた

 今日は女房を連れて、半田市雁宿ホールで開催されている「木版画・水彩画 合同作品展」に行ってきた。
 先だって、地元の愛三文化会館で開かれた木版画展に行ったが、その会館のロビーの棚刺しにこの「木版画・水彩画 合同作品展」のフライヤーが置いてあった。
 私は大学時代の親友の影響で、今でも水彩画に興味を持っている。TBS系で毎週木曜夜7時から放送中の「プレバト!!」の水彩画コーナーのあるときには、必ずDVD録画をして、何度も繰り返し観ている。
DSCN3388.JPG また「木版画・水彩画 合同作品展」が半田市の雁宿ホールで開かれていることも、観に行った理由である。
 雁宿ホールというのは、半田市福祉文化会館のことで、愛知県半田市雁宿町にある文化施設である。会館は雁宿ホールの他に中央公民館や福祉センターも入った複合施設となっている。
 実は、私は現役サラリーマン時代にこの雁宿ホールに何度も来ている。
 私の勤めていた会社は半田市にあり、同僚の中に油絵と写真を趣味に持つ女性2人がいたが、彼女らが所属する同好会の展覧会が開催されるたびに、この雁宿ホールにやって来たからである。
DSCN3387.JPG 私は62歳から厚生年金を受給することにしたが、その講習会と講演が雁宿ホールで行われたので、その聴講にも来ている。確か、座席数が1,300席もある劇場型ホールであった。雁宿ホールに来るのはそれ以来だから10数年ぶりということになる。
 久しぶりに行ってみると、会館の様相が随分、変化している。
 駐車場は収容台数が100台しかないのは以前と同じだが、いつの間にか有料駐車場になっている。入り口には「空車」のマークが付いているので、駐車券を取って入ってみると、軽自動車専用の合うペースは5つも空いていたが、軽以外の駐車スペースは2つしかなかった。普通乗用車と私の乗る大衆車、そしてSUV車が入庫したが、SUV車は駐車できず、そのまま反対側の出口から出て行った。もう少し「空車」の詳細を利用者に報せないと、入庫してから混乱するのではなかろうか。
DSCN3372.JPG 正面玄関に入ると、以前とは景色が違っている。おそらく、ここ2、3年で改修工事をしたのか、いかにもモダンな造りになっている。
 化粧品販売員の研修会や知多半島観光地を案内するガイドのセミナーなどが開かれている。「木版画・水彩画 合同作品展」は2階の第一会議室と第二会議室で開かれているようである。
 2階まで階段を利用する。どうも本会場は第二会議室で、第一会場は休憩室と談話室を兼ねているようだ。
 会場に着くと、70代後半と思われる女性が、どなたの紹介ですかと訊ねてくる。私は大府市民ですが、勤労文化会館にこの展覧会のリーフレットを見つけたので、興味があって来ましたというと、オーバー気味のジェスチャーで喜びを表現してくれる。
DSCN3376.JPG 木版画に関しては、まったくの門外漢の私が言うのは、気が引けるが、昨日、観た木版画展と比較すると、ずいぶん印象が違っている。色合いであろうか、それとも構図なのであろうか。それとも講師の個性によるものなのであろうか。はっきりと自分の印象を分析できないのが、情けない。
 昨日と今日、どちらの木版画が好みかと訊かれたとしても、私がそのことを口にするのはおこがましい。ただ木版画については一つの作品が完成するまで、かなりの日数がかかることだけは、素人の私にも理解できる。
 残念ながら、展示されている水彩画で、私の興味を惹く作品はなかった。
 このところ、木版画、水彩画、写真の展覧会を幾つも鑑賞してきたが、会員は私と同年代の人ばかりである。
 会場を出て、有料駐車場に向かいながら、所詮、展覧会は高齢者の道楽なのかも知れないと思いが横切った。同じ高齢者の自分が決めつけるのは、いかにも失礼に当たると思い、私は瞬時にその思いを打ち消した。
 久しぶりに帰り道は、28年の間、勤務した半田工場の横を車で通り抜けて行こうと思っていた。

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