診察を待つ間、中年の男女がそれぞれ iPadの画面を操作していた
私はこれまで、独立行政法人国立長寿医療センターが正式名称と思ってきたが、実際は国立研究開発法人国立長寿医療研究センターだということに、今日予約票を見て、初めて気付いた。
考えてみれば、1966年当時は国立療養所中部病院という名称であった。それが2004年3月には国立長寿医療センターという名称となり、2010年の4月には独立行政法人に国立長寿医療研究センターとなった。さらに2015年には国立研究開発法人国立長寿医療研究センターに改称されていた。
私は45歳のころ、会社の定期検診の心電図検査で不整脈があることが分かり、そこのクリニックセンターの紹介状を持って、国立療養所中部病院を訪れたことがある。その折、担当医から48時間のテスター装着を命ぜられたが、その48時間では不整脈は出現せず、これからは体調管理をして、不摂生な生活をしないようにとのアドバイスを受けたことがあった。その後、半年ほどは担当医のアドバイスを忠実に守っていたが、売り上げが伸びると同時に、繁忙期を迎えて、いつしかそのアドバイスを忘れてしまっていた。
また、その当時、数回にわたって、叔母や義兄のお見舞いに来ていたが、もはや結核患者は激変していて、一般病棟から見える結核の病棟はまるで廃墟のようであった。
そして、私が55歳のとき、腸閉そくと大腸ポリープの切除手術を受けて、10日間ほど入院したときには、すでに結核病棟は一般病棟となっていて、名称も国立長寿医療センターと変更されていた。
さらに2011年11月に、私は心臓カテーテル検査とペースメーカー植え込み手術を受けて、18日間入院したが、もうそのときには名称が国立長寿医療研究センターと改称されていたことになる。
考えてみれば、国立長寿医療研究センターとは長い付き合いとなる。
今日はその国立長寿医療研究センターで、半年に一度のペースメーカーチェックが午後1時からあった。だが、その前に採決、検尿、レントゲン撮影、心電図のチェックを受けなければならない。
もうこれも9度目となるので、できるだけ待ち時間を少なくて済む時間が何となく分かるようになる。
概ね12時15分ほど前に行くと、すべての検査がスムーズに流れて、午後12時20分までには、心電図のチェックまで済ませることができる。
国立長寿医療研究センターの欠点は、昼食を摂る施設が2つしかないことだ。しかもどちらも狭い上にテーブル数も少なく、12時を過ぎると瞬く間に満席となる。
唯一あるコンビニでは、昼食タイムともなれば、国立長寿医療研究センターに勤務する人や入院患者、診察にやって来た人たちでごった返している。
いつものように午後1時半の診察の場合には、車で10分ほどのところにある「あいち健康プラザ」か、もしくは「げんきの郷」まで足を伸ばすことも可能だが、今回の場合は午後1時にペースメーカーチェックがあるので、そうすることもできず、コンビニの長い列に並んで、幕の内弁当を買って、車の中で食べることにした。
昼食を終えて、血圧と脈拍を測り、診察票とともに循環器の窓口に行き、看護師に預ける。最高血圧は132、最低血圧は69、脈拍数は73であった。
診察時間は午後1時半からであったが、午後2時近くなってもなかなか名前を呼ばれない。私の左隣に座っている少し小太りの40代の女性と、私の真向かいの長椅子に座っている50代の男性が、ともにiPadの画面を器用にスライドさせている。
今では、病院内のiPadの使用は禁止されていないのだろうか。
iPadは、アップルによって開発及び販売されているタブレット型コンピュータだそうで、オリジナルのモデルは2010年に発表されたとのことである。
それから6年も経っているからであろうか、サイズも小さくなっているようで、片手の上に乗せて、何やら頻りに画面を操作している。
女性は、呼吸器の診察室の方から名前を呼ばれると、そのiPadを素早く買い物籠に入れて、立ち上がっていった。今や女性にとっても、iPadは必需品のようである。
午後2時を少し過ぎた頃、やっと私にお声が掛かった。
診察室に入ると、担当医が「前回のとき、次の診察日にまでにはダイエットすると言っていたが、本当に実行したの?」と問い質してくる。
担当医は、検査の詳細情報を見ながら、他の検査項目はまったく問題ないが、中性脂肪の値だけが前回よりも高くなっているのはどうしてなのか、と遠回しに指摘しているのである。
担当医は、今回も「次回までの努力目標として、中性脂肪を標準値まで戻すこと」と素早く、モニター画面にその旨を書きいれていた。私にプレッシャーを掛けたつもりなのであろうか。
考えてみれば、1966年当時は国立療養所中部病院という名称であった。それが2004年3月には国立長寿医療センターという名称となり、2010年の4月には独立行政法人に国立長寿医療研究センターとなった。さらに2015年には国立研究開発法人国立長寿医療研究センターに改称されていた。
私は45歳のころ、会社の定期検診の心電図検査で不整脈があることが分かり、そこのクリニックセンターの紹介状を持って、国立療養所中部病院を訪れたことがある。その折、担当医から48時間のテスター装着を命ぜられたが、その48時間では不整脈は出現せず、これからは体調管理をして、不摂生な生活をしないようにとのアドバイスを受けたことがあった。その後、半年ほどは担当医のアドバイスを忠実に守っていたが、売り上げが伸びると同時に、繁忙期を迎えて、いつしかそのアドバイスを忘れてしまっていた。
また、その当時、数回にわたって、叔母や義兄のお見舞いに来ていたが、もはや結核患者は激変していて、一般病棟から見える結核の病棟はまるで廃墟のようであった。
そして、私が55歳のとき、腸閉そくと大腸ポリープの切除手術を受けて、10日間ほど入院したときには、すでに結核病棟は一般病棟となっていて、名称も国立長寿医療センターと変更されていた。
さらに2011年11月に、私は心臓カテーテル検査とペースメーカー植え込み手術を受けて、18日間入院したが、もうそのときには名称が国立長寿医療研究センターと改称されていたことになる。
考えてみれば、国立長寿医療研究センターとは長い付き合いとなる。
今日はその国立長寿医療研究センターで、半年に一度のペースメーカーチェックが午後1時からあった。だが、その前に採決、検尿、レントゲン撮影、心電図のチェックを受けなければならない。
もうこれも9度目となるので、できるだけ待ち時間を少なくて済む時間が何となく分かるようになる。
概ね12時15分ほど前に行くと、すべての検査がスムーズに流れて、午後12時20分までには、心電図のチェックまで済ませることができる。
国立長寿医療研究センターの欠点は、昼食を摂る施設が2つしかないことだ。しかもどちらも狭い上にテーブル数も少なく、12時を過ぎると瞬く間に満席となる。
唯一あるコンビニでは、昼食タイムともなれば、国立長寿医療研究センターに勤務する人や入院患者、診察にやって来た人たちでごった返している。
いつものように午後1時半の診察の場合には、車で10分ほどのところにある「あいち健康プラザ」か、もしくは「げんきの郷」まで足を伸ばすことも可能だが、今回の場合は午後1時にペースメーカーチェックがあるので、そうすることもできず、コンビニの長い列に並んで、幕の内弁当を買って、車の中で食べることにした。
昼食を終えて、血圧と脈拍を測り、診察票とともに循環器の窓口に行き、看護師に預ける。最高血圧は132、最低血圧は69、脈拍数は73であった。
診察時間は午後1時半からであったが、午後2時近くなってもなかなか名前を呼ばれない。私の左隣に座っている少し小太りの40代の女性と、私の真向かいの長椅子に座っている50代の男性が、ともにiPadの画面を器用にスライドさせている。
今では、病院内のiPadの使用は禁止されていないのだろうか。
iPadは、アップルによって開発及び販売されているタブレット型コンピュータだそうで、オリジナルのモデルは2010年に発表されたとのことである。
それから6年も経っているからであろうか、サイズも小さくなっているようで、片手の上に乗せて、何やら頻りに画面を操作している。
女性は、呼吸器の診察室の方から名前を呼ばれると、そのiPadを素早く買い物籠に入れて、立ち上がっていった。今や女性にとっても、iPadは必需品のようである。
午後2時を少し過ぎた頃、やっと私にお声が掛かった。
診察室に入ると、担当医が「前回のとき、次の診察日にまでにはダイエットすると言っていたが、本当に実行したの?」と問い質してくる。
担当医は、検査の詳細情報を見ながら、他の検査項目はまったく問題ないが、中性脂肪の値だけが前回よりも高くなっているのはどうしてなのか、と遠回しに指摘しているのである。
担当医は、今回も「次回までの努力目標として、中性脂肪を標準値まで戻すこと」と素早く、モニター画面にその旨を書きいれていた。私にプレッシャーを掛けたつもりなのであろうか。
この記事へのコメント