国勢調査をインターネットで回答する

 やっと17日までの忙しい1週間が終わり、今日はまず朝食を済ませてから、DVD録画してあった5番組を観ていた。
 午後からは散歩に出掛けたが、坂道を登っていると、たちまち息切れがしてきた。やはり疲れが溜まっていたのであろうか。それともこの1週間の忙しさで、また不整脈が出たのであろうか。
 だが、忙しいのは昨日までで、このあとの仕事は一日おきなので、こうした症状は出なくなるものと思われる。
 散歩の途中で、市役所に寄ってみた。
 確か今日18日には8月のアルバイト料が入金されているはずなので、毎日アルバイトの日の弁当を作ってくれた女房へのお礼と、今年中に支払わなければならない健康保険料と固定資産税を支払おうとATMの設置場所に行ってみた。
 だが、そこには数人の人が並んでいる。これでは時間がかかりそうだと、近くの新刊書店で時間を潰してから、再び立ち寄るとまだ3人の人が並んでいる。
 今日がシルバーウィーク前の金曜日ということもあって、出入金をする人が絶えないのであろうか。
 私の用事は今日でなくてもシルバーウィーク明けでもいいと思い、帰りがけに市の掲示板を見ると、平成27年度の国勢調査の告知が載っている。
 そう言えば、市から委託された調査員が「インターネット回答の利用案内」を届けてくれていたことを思い出した。確かインターネットでの回答期限が9月20日だった。
 最近の調査依頼の書類は、日本語の下に英訳文が載っている。英語圏以外の外国人のどれだけの人が永住権を持っているのか、私はまったく知らないが、はたして英訳だけでいいのであろうか。そんなどうでもいいようなことが気になる。
 私は夕食を終えてから、インターネットで回答をやり出した。
 まずウェブブラウザのインターネットアドレス欄にアクセスし、市から送られてきた調査対象者IDと初期パスワードを入力すると回答画面が出現する。その画面の指示通りの手順で操作しているうちに、あっという間に完了する。
 私は生命保険や車の任意保険もインターネットで契約するが、それよりも随分簡単で、5分も掛からない。
 それから8月の22、23日から連続して土、日曜日は仕事をしてきたので、久し振りに明日は女房を誘って、パークウインズ中京競馬場に行ってみようと思った。
 女房に確認する。OKサインを送ってくる。
 そう言えば、9月7日のネットのニュースで、JRAの藤田伸二騎手が25年の騎手生活からの引退を表明したという記事を読んだ。
 藤田騎手はインターネットで引退理由を次のように述べている。
 「エージェントにより、リーディングの順番が年頭から決まっているような世界。何が面白いのか? 2、3年前から疑問を抱くようになり、競馬に対するモチベーションが無くなっていました」
 こうした考えは、すでに藤田騎手の著書『騎手の一分』の中で述べている。
 その本を読んだとき、近い将来、藤田騎手は引退するのではないかと思っていた。
 『騎手の一分』を書いた時点で、競馬会に迷惑かけることは百も承知の確信犯だったと言っていい。従って、競馬会に未練はないし、藤田騎手は1918勝もしている騎手なので、競馬会が引退式を主催することになるが、それを辞退するために、突然の引退発表だと思われる。
 私は藤田騎手が乗る馬で、余り馬券を当ててことがないが、唯一、忘れられないレースがある。
 私は営業担当になってから、客先に頼まれてJRA競馬の馬券を買いに行くようになり、ついでに自分も少額をかけてやるようになった。だが、本格的に馬券を買うようになったのは、1992年の第17回エリザベス女王杯で藤田騎手が騎乗したタケノベルベットが優勝したのがきっかけであった。
 私はそのレースはメジロカンムリという馬を中心に5点を購入した。
 たまたま調教欄を見て、タケノベルベットの調教タイムが気になり、迷った挙句に⑧番メジロカンムリと⑫番タケノベルベットの馬券を1000円購入した。
 そのレースには桜花賞馬やオークス馬、さらに有力な何頭かの馬も出走していたので、そちらに人気が集中していて、8-12という馬券は何と70470円もの配当であった。つまり1000円が70万にもなったのだ。
 この話にはまだ余談がある。
 客先の資材担当の人が、私のその馬券に乗っかり、8-12という馬券を購入していて、大儲けをしたのだった。その後、新規受注品の競合見積に私の会社も参加できるように計らってくれた。
 確かに、その後、数回の競合見積には他社に後れを取ったが、やっと自社の設備に合った新規見積が現われ、受注することができた。
 言わば、藤田騎手が騎乗したタケノベルベットが取り持つ縁で、私は営業担当の面目を保ったと言ってもいいのである。
 (注);エージェントというのは、日本語で言えば騎乗依頼仲介者のことで、契約を結んだ騎手の代理として、馬主や調教師から騎乗依頼を受けつつ、その騎手の騎乗馬を調整することを、おもな仕事としている。現在は20名ほどのエージェントがJRAから認知されている。

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