家族と遊ぼう!ぼうさい体験ラリー

 私の住んでいる市では地域防災スクール事業の一環、そして地域の防災力向上を目的として、小学生とその家族を対象に、楽しみながら防災を学ぶことのできるイベント「ぼうさい体験ラリー」を毎年実施している。
画像 その内容は、災害時の避難所運営の方法や防災に関する体験コーナーを小学校の体育館と校舎脇の広場に10ヶ所設置して、スタンプラリー形式で体験してもらうのである。
 市には小学校が9つもあるので、輪番制で2校を選んで、毎年11月の土曜日に開催される。
 今年は11月22日、私が所属している地域自治会区域にある小学校で、この体験ラリーが行われることになった。そのために、私たち地域自治区の役員が受付や体験コーナーの講師として駆り出された。運がいいのか悪いのか、巡り合わせで、新役員になった私も駆り出されることになった。
 事前に45家族の申し込みがあり、総勢150人が参加するとのことだった。
 終了時間が午後6時となっているのは、土曜日に仕事が入っている家族でも参加できるようにという配慮からだ。
 10の体験コーナーとは、「非常食試食」「防災工作」「防災クイズ」「災害用伝言ダイヤル」「トイレ・間仕切り」「応急手当(AED)」「ロープワーク」「消化器体験」「防災倉庫見学」「地震体験車」という10コーナーである。
 私たち地域自治区の役員に割り当てられた仕事は、来場した家族の受付係、非常食試食コーナーでアルファ米などの作り方の講師、防災工作コーナーではアルミホイール食器やゴミ袋を利用したカッパの作成・組み立てを教える役目で、それぞれ2人体制であった。
画像 私はというと、それらの体験コーナーの家族の様子をデジタルカメラに収めるという役目を仰せつかった。
 どうも一度に多くの家族が詰めかけても、会場が混乱するという配慮から、時間帯をずらして、それぞれの家族に通達しているとのことだった。
 午後3時を過ぎた頃に、CBCテレビのクルーがやって来て、体験コーナーや会場の様子をビデオカメラで撮っている。BSで放映されるのであろうか。
 こうした「ぼうさい体験ラリー」に参加してみようとする家族は、防災に関しての関心度が高く、小学生の児童にしても、各コーナーで実際に体験するのははじめてのようで、興味を持った表情をしながら、楽しんで各コーナーを回っているように見える。
 各体験コーナーを回っていると、面白い状況に出くわすことがある。
 ゴミ袋で作ったカッパを脱ごうとせず、最後まで着ていた児童もいたし、非常食試食コーナーでは、塩味の付いたアルファ米が気に入ったらしく、なかなか手放さずにいて、母親に「家に帰ったから食べようよ」と急かされている子もいた。
画像 また、訓練用のAEDを使ったり、人形の胸に載せられているハートマークを両腕で強く押したりしている我が子に向かって、「お母さんもいつ人形のようになるかも知れないから、あんた真剣にやりなさいよ」とハッパを掛けているお母さんもいたりして、周囲の笑いを誘っていた。
 地震体験車では、先に入った家族の4人が震度6の振動で、必死に部屋の机の脚にしがみついて堪えている様子を見て、急に泣き出す子がいたり、中にはそんなのには動じず、「やってみたいよ」とピースマークを作りながら、自ら部屋に向かっていく女の子もいたりする。ここでも周囲の笑いを誘っている。
 さすがに午後5時を過ぎると来場する家族は少なく、日が落ちてきたので、写真撮影を終了する。行儀悪いとは思ったが、非常用試食コーナーの椅子のところに行って、出来上がったアルファ米と非常食用のビスケットを食べていた。
 およそ3時間の間、動き回っていたので、非常食とは思えないほど美味しかった。だが、体はくたくただった。
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