河原にはタンポポが咲いていた

 最近の睡眠時間を計算してみると、平均で6時間±15分で落ち着いていて、午前7時前後に目が覚める。この睡眠時間さえキープすれば、途中で睡魔に襲われることはない。
 私は就寝前に30分ほど読書をしてから床に入る。午前1時を過ぎると決まって瞼が下りてきて、そのまま眠りにつく。アルバイトをやっていたときには、午前7時からの勤務もあり、起床時間はまちまちであったが、今はもう習慣になってしまったようだ。
 今朝も7時15分には目覚めていた。
 蒲団を上げて、階下に行ってみる。大皿いっぱいに盛られた野菜サラダに目玉焼きと味噌汁、それと5口ほどで食べられる量のご飯が茶碗によそわれていた。
 半年前まではご飯の代わりに6枚切りのトースト1枚であったが、私はいちごジャムやバターをどちらかと言うとたっぷりと付けて食べるほうなので、ダイエットのためにご飯に切り替えたのだ。このところ朝食のメニューはほとんど変わらない。
 階下に行ってみると女房の姿はなく、その定番の朝食メニューがテーブルの上に置いてある。陶芸教室に行ったようだ。
 そう言えば、3月1日から始まる市民美術展に展示する作品を教室から勤労会館の展示室まで運ばなければならないと言っていたのがよみがえる。
 すでに味噌汁も冷えかけていた。部屋のカーテンが引いてないところをみると、急いで午前7時前に出掛けて行ったのかも知れない。
 カーテンを引くと昨日と打って変わって、雲一つない青空が拡がっている。週間予報では今日もまた雨だと報じられていたが、雨から晴れへの予想外れは、むしろ散歩者にとってはありがたい。
 もう一度、パソコンで自分の住んでいる市の今日の天気予報を調べてみた。
 午前9時の段階では、気温は14℃、湿度77%、天気は晴れ、降水量(mm/h)0、風速(m/s)北北西3という数字が載っている。2013年の2月の平均気温は6.2℃だということからすれば、今日の気温はかなり高く、3月中旬並みの気温ということになりそうだ。
 テーブルの上にメモ書きが置いてないところをみると、昼までには帰ってくる予定のようだ。だが、午後からの天気予報には雲が出てきて、風も強くなると載っている。今日もまた、ひとりで散歩に行くことにした。
 例によって、往復7千歩の新刊書店コースを選んだ。
画像 いつものように鞍長瀬川の遊歩道を歩いていると、いっせいにタンポポが咲き出しているのに気付いた。
 そう言えば、私が小さい頃には、タンポポは春の訪れを知らせる草花であった。確かタンポポは漢字で「蒲公英」と表記し、春の季語だったと記憶している。
 だが、今は寒い時期を除いての長い期間、どこでも見られるようになった。もはやタンポポは季節感のない草花となっている。
 時として「タンポポ戦争」という言葉も耳にすることがある。つまり、外来植物の西洋タンポポが在来種の日本タンポポに戦いを挑んで、勝利したと言うのである。
 私は西洋タンポポと日本タンポポの見分け方を知らないが、おそらく時期からすれば、目の前のタンポポは年に数回は開花するという西洋タンポポに違いない。黄色い花だけを見れば、違いが分からないぐらいだから、日本タンポポが絶滅危惧種になっていると言っても私にはピンとこない。
 鞍長瀬川の遊歩道にはところどころに休憩用のベンチが2ヶ所、そこだけ抉られているようになって、道の脇に置かれている。ベンチの端は背筋を伸ばす運動が可能なように円弧の形状になっていて、ときどきその円弧に自分の背筋を押し当てて、背骨を矯正しようと頑張っているお年寄りを見掛けることもある。
 私も時折り挑戦してみるが、もはや背骨に柔軟性がなくなっているようで、円弧に沿って曲げられず、背骨は点でしか接触しない。何とも情けない。
 午前11時に家に着いたが、女房はまだ帰っていないようだ。誰もいない部屋に入ると、外気とは異なり、いきなり冷気が押し寄せてきた。

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