草野球で使う「リー、リー、リー」は何語?

 昨日、昼食後に女房と一緒に近くの「大府みどり公園」に行ってきた。
画像 「大府みどり公園」には記念樹を植えるエリアがある。記念樹の多くは花水木で、根元には結婚記念、成人記念、入学記念とか書かれたプレートが埋め込まれている。年代的に古いのは平成5年からで、最後は平成8年で終わっている。平成8年で記念樹のエリアが満杯になったようだ。花水木の記念樹だけでも40本ほどが植えられているであろうか。
 私が「大府みどり公園」にこんなエリアがあることを知ったのは会社を退職してからのことだから、7年前のことになる。7年も経つと花水木の木もそれなりに成長する。最近ではかなり枝葉も拡がって、紅葉の時期には葉を真っ赤に染めて、深紅の実を無数に付けている。私はいつしか、その紅葉の姿を観るのが習慣となってしまい、この時期がくると自然と足がそちらの方に向いてしまうことになる。
 今年は去年と比べて多くの実を付けている。これは私だけの感覚だが、柿の実のように花水木の実も多く付ける年とそうでない年が交互にやってくるのではないかと思っている。たまたま今年は実を多く付ける年だったようだ。
 女房は記念樹のエリアのそばの雑木林の中に椎の実を見つけ、そちらの方が興味があるようで、私を置き去りにして雑木林の探索に行ってしまった。
 記念樹のエリアはミニ公園となっていて、丁度花水木が鑑賞しやすいところに木製のベンチが4つ置いてあり、私はそこで雑木林から女房が出てくるのを待った。やっと10数個の椎の実をハンカチにくるんで、女房が姿を現した。
 私たちは公園の周囲を歩き出した。公園の真ん中辺りに作られているグランドで、小学生の高学年と思われる子どもたちが草野球をやっていた。大人が審判員をしているところをみるとどこかの少年野球チームであろうか、私はグランドに下りるコンクリートの階段の3段目のところに腰を掛けて、ゲームをしばらく観ることにした。女房は公園に隣接する大池の周囲を廻ってくると言って、やはりここでも私を置き去りにしていった。
 草野球はどのあたりの回まで進んでいるのであろうか。私の視界の範囲には得点ボードが見当たらないので分からないが、どうも試合は終盤のようだ。
 ショートのエラーでランナーが一塁に出た。途端に一塁コーチボックスにいた少年が「リー、リー、リー」と大声で叫びだした。懐かしかった。
 私は中学生になって野球部に入ったが、小学生でソフトボールをやっていたこともあって、入部と同時にユニフォームをもらい、練習試合で初めて一塁コーチボックスに立った。そして、最初に教えられたのが「リー、リー、リー」という摩訶不思議な言葉であった。
 先輩に「リー、リー、リー」って何ですかと訊くと「離塁」を省略したものだと教えられた。中学1年生の私には「離塁」の意味が変わらずに、家に帰って養父から「離塁」の意味を聞いてやっと理解したが、ただ「リー、リー、リー」の意味として「離塁」には、私はずっと違和感を感じていた。
 あるとき、高校に行った先輩たちが野球部の練習に参加してくれたときに改めて先輩たちに「リー、リー、リー」の意味を訊いてみると、それは「リードリードリード」の省略形だと教えてくれた。
 私はそれまで、「リー、リー、リー」とは野球の本場であるアメリカから伝えられたものに違いないと思っていたが、英語を学びだしてからは、ひょっとすると和製英語の省略形なのかも知れないと考えるようになった。
 しばらくして、私は「ドンマイ」という言葉も覚えたが、これが「ドントマインド」を縮めたものだと知ったのは、高校生になってからであった。

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