サラリーマンを38年もやっていれば、さまざまな局面に遭遇する

 今日、ディスクトップの型番を調べて、メモリーアップのために刈谷市にあるパソコン専門店に512MBのメモリを買いに行ったが、私が今使用しているPCの型式が古いため、現在在庫がなくメーカーからの取り寄せの上に値段が単体で16,900円にもなると言う。専門店に持ち込んで交換してもらうと、限定品のノートパソコンであれば、新しいパソコンが1台買えそうな費用である。
 それでも私たちのは、米粒一つ残しても叱られ、どんな物でも無造作に扱うとゲンコツが飛んできた時代に育った年代で、安易な買い替えをするといつまでも後ろめたさが心に残ってしまうよう、言うなれば貧乏性の世代でもある。結局はその思考回路が動き出して、とうとうメモリ交換を依頼してしまった。
 パソコン専門店の近くにおいしいスウィーツの店があったのを思い出して、帰りに寄ってみようと思っていたが、自分の腹積もり以上の費用が出てしまい、これもまた結局、立ち寄るのを諦めて、そのまま家に帰った。
 いつもなら車庫に車を入れてから、そのままストレートに家の中に入るのだが、何気に郵便受けに緑色の大きな封筒が目に入ってきて、Uターンして郵便受けからその緑色の封筒を手に取り、送り先を確認すると、日本年金機構からの封筒であった。
 封筒の表には『「厚生年金加入記録のお知らせ」です。年金記録のいわゆる改ざん問題を受け、念のため、あなた様の毎月の給与額に関わる記録に誤りがないかなどについて、ご確認いただくために送付しております。』と書かれてある。
 実は私は受給資格を得た5年前から、何度も当時の社会保険庁に出向いて、自分の記録を確認していたので、漏れがないのは分っていたが、そのときには、いわゆる標準報酬額の確認ができずに少々気に掛かっていた。
 ずっと気になっていたという意味では、今回送られてきた資料に私がアルバイトから正式社員となった昭和44年4月から平成17年11月まで、441ヶ月の標準報酬額が記載されていて、気掛かりが一つ解消されたことになる。
 これもどこにもブランクはない。誤りがなければ、返信する必要はないと記載されているので、私にとって、もうこの用紙は必要ないということになる。
 だが、441ヶ月を年数にすると36.75年、つまり36年と9ヶ月となる。A4サイズ3枚にその記録が並んでいるのをじっと眺めていると自分のサラリーマン人生の足跡を振り返っているような気になってきて、思わず知らず感傷的な感情が湧いてくる。
 私は大学に休学届けを出して、約1年半、アルバイト契約で働いていた。従って、私がサラリーマンとして働いた実年数は38年超ということになる。
 その間、私は来る日も来る日も残業で、若い頃には月100時間ほど残業をやっていて、年間の総労働時間は3,000時間を超えていた。つまり、その折々で自分を納得させてはきたものの、こうして改めて記録を眺めていると、今年12月で66歳になる私の人生の半分以上はサラリーマン人生だったことに愕然とした気持になる。
 そして、驚くべきことは昭和44年の標準報酬額が3万2千円だったことだ。つまり時給で言えば、それは180円程度だったことを意味している。
 さらに平成14年10月の標準報酬額が、前月9月の額に比べて、約4割減になっている。経営幹部による杜撰な経営が表面化して、会社生き残りのためになりふり構わず賃金カットの嵐が吹き荒れたことを表わしている。
 サラリーマンを38年もやっていれば、さまざまな局面に遭遇する。だが、そのことに多少の引っ掛かりがあるにしても、今の私の生活に影響することはない。
 明日は、午後8時まで仕事で、そのあとアルバイト先のメンバーとの打ち合わせがあるので、ひょっとするとこのブログの記事の書き込みは無理かも知れない。

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