中国製エンジンを搭載したインド空軍戦闘機

 このところ、香港の英字新聞 『The South China Morning Post』1には、10月1日の建国60年記念軍事パレードの記事が多く掲載されている。
 9月23日には、【Six weapons systems will make their debut among the 52 types of ordnance in the military parade that forms a key part of the National Day celebrations on October 1.】との記事が載っていて、軍事パレードには52兵器のうち、六つの新兵器がデビューするだろうと報道されていた。この記事自体は一党独裁の国の国威高揚の一貫で、余り気にはしていなかったが、今日29日の記事については、少しその内容が気になりだした。画像
 その記事とは次のような内容である。
 【Indian Air Force planes fly near a J-10 fighter ahead of an air show. Experts doubt the reliability of the J-10's Chinese-made engine.】
 つまり、10月1日の軍事パレードの前に、中国製のエンジンJ-10 を搭載したインド空軍のデモ飛行がなされるが、軍事のエキスパートたちはその信頼性を疑いを抱いているという記事の内容である。
 不勉強だと言われてしまえば、それまでだが、私は中国がインドに武器輸出をしていることなど、まったく知らなかった。
 鳩山首相が国連で中国の国家主席に真っ先に会談して、東シナ海のガス田の海域を「いさかいの海」から「友愛の海」にと提唱していたが、この『The South China Morning Post』の記事を読んでいると、何故か、いかにも独りよがりの空しい提案だったように思えてくる。画像
 と言うのは、今から思い返してみると鳩山首相の提案にさして興味を示さず、馬耳東風と聞き流しているように思えたのは、中国国家主席の顔の裏側に、武器輸出に手を染めている『死の商人』という顔を秘めていたせいなのであろうか。
 中国が、世界や全人類に通用する「コモン・センス」を持ってくれる時代が近い将来、本当にやってくるのであろうか。私には天安門で繰り広げられた軍事パレードをテレビで見ていると鳩山首相が提唱する「友愛」精神だけでは、とても説得できない<したたかさ>を政治的な微笑の裏側に秘匿しているように思えてならない。
 私は名古屋にある外国語学校I.C.NAGOYAで何人もの中国人や、去年大府市の英会話サークルで2人のインド人ともいろんな話をして、ここが日本であることをいいことに、核保有とか軍事力の拡大とか、相手にとっては答えにくいことを無遠慮に尋ねたことがあるが、真剣に私の意見に耳を傾けてくれた。個人的にはみんないい奴で、日本人の気持をよく理解してくれる。概ね、報道の自由のない国は、国の方針と個人の幸せを追求する思惑との間に大きな隔たりがあることが多いようだ。
 ただ私見だが、その隔たりを埋める最良の手段を探るために来日している外国人も意外に多いようにも思える。

 【参考】
 The lead tank in the military parade rolls past Tiananmen Gate at the start of the parade to mark the 60th anniversary of the PRC in Beijing on Thursday. To mark 60 years of communist rule Beijing put together its biggest-ever military parade: hundreds of thousands of marchers, batteries of goose-stepping soldiers and weaponry from drone missiles to amphibious assault vehicles.
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