世界中に広がる【Swine Flu(豚インフルエンザ)】
世界各地の今日27日付のトップニュースは、日本でも報道されている豚インフルエンザの記事一色であった。
『The New York Times』の一面の見出しは【U.S. Declares Public Health Emergency Over Swine Flu(国連はインフルエンザの緊急事態を宣言)】であり、イギリスの『The Times』紙は、【Swine flu deaths spark worldwide health alert(インフルエンザによる死者が世界中への感染の引き金)】、香港の英字新聞 『South China Morning Post』では、【Nations scramble to stop spread of swine flu(国連はインフルエンザの広がり阻止を緊急報道)】であった。
そして、『The New York Times』の記事には成田空港で、検疫官が外国から帰国する旅行者をサーモグラフィーで監視している日本の水際作戦の写真を次のようなコメントとともに掲載している。
【A quarantine officer monitored travelers with a thermographic device at the arrival gate at Narita International Airport, which serves Tokyo. The World Health Organization said that the outbreak was considered "a public health emergency of international concern" but would not decide until Tuesday on whether to raise the pandemic alert level. (成田国際空港の到着ゲートで、検疫官がサーモグラフィーで旅行者をモニターしていた。そのデータは東京都に提供する。WTOは今回の急な発生が、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態とみなすことができると語ったが、パンデミックの感染レベル<警戒水域>を引き上げるかどうか、火曜日になるまで決められないだろうとも語った)】
ただ、今回の豚インフルエンザの潜伏期間は1日から3日あり、サーモグラフィーが体温上昇を感知せず、通り抜けてしまう可能性にも言及していて、一応は日本の対応を評価している論調だが、メキシコと広大な国境を接しているアメリカは、どうも、この感染は防ぎ様がないという立場にたった記事の内容になっている。
そう言えば、名古屋にある外国語学校I.C.NAGOYAの英会話講師Billは、アメリカのサンディエゴ出身で、最近、メキシコ国境ではメキシコ人がアメリカ国内に入国するのはこれまでになく厳しく取り締まられているが、アメリカ人のメキシコ出入国は極めて簡単だと言っていた。その状態が今も続いているのであれば、今回のインフルエンザの感染は防ぎ様がないというのは、アメリカメディアの本音のなのであろう。
話は変わるが、香港の英字新聞 『South China Morning Post』には、インフルエンザの記事のあとに、Cartoonが貼付されていた。
その内容は二人の農場主が出荷できない豚を見ながら、話し合っていて、一人の農場主が次のように語る。
<I've had to lay off all my workers, I've lost all savings on Minibonds and my wife's left me.(俺はもうすでに全部の従業員をレイ・オフしたし、ミニボンドの貯金も失ったし、女房も私を置き去りにして出ていった)>
すると、もう一人の農場主が言う。
<Oh well, at least things can't get any worse.(やれやれ、少なくとも、これで物事はこれ以上悪くならないだろう)>
このCartoonは、<Oh well, at least things can't get any worse.>という言葉の中に、世界は今、大不況で苦しめられている中で、更にパンデミックの恐怖が迫りつつあると皮肉った、言わば、ブラックジョークのつもりなのであろうが、私は少し、やり過ぎではないかという感じを否めない。事はジョークでは済まされない、もっと深刻な状況になりつつあるからだ。
ただ、今日の夕方のニュースを聞くと、今回のインフルエンザにはタミフルが効果があるかも知れないと報道していた。確か、日本には鳥インフルエンザ対応の備蓄が3,000万人分あると、雑誌か何かで読んだことがある。まだ効果のほどが確認されていないにも関わらず、私は心のどこかで、ほっとしていた。
それは、私はハナッから進化するウィルスには、タミフルは効果がないと無関心だったせいなのかも知れない。
蛇足と言われそうであるが、日本では、今回の新型インフルエンザを豚インフルエンザと報道されているが、英語では【swine flu】だということを知った。Swineという単語をLONGMANの英英辞典で調べてみると、最後に申し訳程度に<Old use a pig>との説明があり、どうも古くは豚を意味していたようである。
【追記】28日付の『The New York Times』紙には、次のように、the alert level (警戒感染レベル)を3から4に引き上げたと報じていた。
The W.H.O.’s emergency committee, after meeting until 10:30 P.M. in Geneva, also recommended abandoning efforts to contain the virus.
“Because the virus is already quite widespread in different locations, containment is not a feasible option,” Dr. Keiji Fukuda, the W.H.O. deputy director general said in raising the alert level to 4, from 3. Instead, health officials should emphasize saving lives, he said.
『The New York Times』の一面の見出しは【U.S. Declares Public Health Emergency Over Swine Flu(国連はインフルエンザの緊急事態を宣言)】であり、イギリスの『The Times』紙は、【Swine flu deaths spark worldwide health alert(インフルエンザによる死者が世界中への感染の引き金)】、香港の英字新聞 『South China Morning Post』では、【Nations scramble to stop spread of swine flu(国連はインフルエンザの広がり阻止を緊急報道)】であった。

そして、『The New York Times』の記事には成田空港で、検疫官が外国から帰国する旅行者をサーモグラフィーで監視している日本の水際作戦の写真を次のようなコメントとともに掲載している。
【A quarantine officer monitored travelers with a thermographic device at the arrival gate at Narita International Airport, which serves Tokyo. The World Health Organization said that the outbreak was considered "a public health emergency of international concern" but would not decide until Tuesday on whether to raise the pandemic alert level. (成田国際空港の到着ゲートで、検疫官がサーモグラフィーで旅行者をモニターしていた。そのデータは東京都に提供する。WTOは今回の急な発生が、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態とみなすことができると語ったが、パンデミックの感染レベル<警戒水域>を引き上げるかどうか、火曜日になるまで決められないだろうとも語った)】
ただ、今回の豚インフルエンザの潜伏期間は1日から3日あり、サーモグラフィーが体温上昇を感知せず、通り抜けてしまう可能性にも言及していて、一応は日本の対応を評価している論調だが、メキシコと広大な国境を接しているアメリカは、どうも、この感染は防ぎ様がないという立場にたった記事の内容になっている。
そう言えば、名古屋にある外国語学校I.C.NAGOYAの英会話講師Billは、アメリカのサンディエゴ出身で、最近、メキシコ国境ではメキシコ人がアメリカ国内に入国するのはこれまでになく厳しく取り締まられているが、アメリカ人のメキシコ出入国は極めて簡単だと言っていた。その状態が今も続いているのであれば、今回のインフルエンザの感染は防ぎ様がないというのは、アメリカメディアの本音のなのであろう。

話は変わるが、香港の英字新聞 『South China Morning Post』には、インフルエンザの記事のあとに、Cartoonが貼付されていた。
その内容は二人の農場主が出荷できない豚を見ながら、話し合っていて、一人の農場主が次のように語る。
<I've had to lay off all my workers, I've lost all savings on Minibonds and my wife's left me.(俺はもうすでに全部の従業員をレイ・オフしたし、ミニボンドの貯金も失ったし、女房も私を置き去りにして出ていった)>
すると、もう一人の農場主が言う。
<Oh well, at least things can't get any worse.(やれやれ、少なくとも、これで物事はこれ以上悪くならないだろう)>
このCartoonは、<Oh well, at least things can't get any worse.>という言葉の中に、世界は今、大不況で苦しめられている中で、更にパンデミックの恐怖が迫りつつあると皮肉った、言わば、ブラックジョークのつもりなのであろうが、私は少し、やり過ぎではないかという感じを否めない。事はジョークでは済まされない、もっと深刻な状況になりつつあるからだ。
ただ、今日の夕方のニュースを聞くと、今回のインフルエンザにはタミフルが効果があるかも知れないと報道していた。確か、日本には鳥インフルエンザ対応の備蓄が3,000万人分あると、雑誌か何かで読んだことがある。まだ効果のほどが確認されていないにも関わらず、私は心のどこかで、ほっとしていた。
それは、私はハナッから進化するウィルスには、タミフルは効果がないと無関心だったせいなのかも知れない。
蛇足と言われそうであるが、日本では、今回の新型インフルエンザを豚インフルエンザと報道されているが、英語では【swine flu】だということを知った。Swineという単語をLONGMANの英英辞典で調べてみると、最後に申し訳程度に<Old use a pig>との説明があり、どうも古くは豚を意味していたようである。
【追記】28日付の『The New York Times』紙には、次のように、the alert level (警戒感染レベル)を3から4に引き上げたと報じていた。
The W.H.O.’s emergency committee, after meeting until 10:30 P.M. in Geneva, also recommended abandoning efforts to contain the virus.
“Because the virus is already quite widespread in different locations, containment is not a feasible option,” Dr. Keiji Fukuda, the W.H.O. deputy director general said in raising the alert level to 4, from 3. Instead, health officials should emphasize saving lives, he said.

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