東海北陸道全通

 6月20日の金曜日、久し振りに今一番大事な女友だちF.H.に会ったとき、7月5日全通予定の東海北陸道の話題になり、7月の中旬、F.H.の3連休に朝早く起きて、東海北陸道を利用して、石川県の能登半島まで行ってみようということになった。
画像 私は、日本海に面した能登半島の絶景ポイントを二人で観ることが、主たる目的だと思っているが、F.H.の目的は、真っ先に越前のカニ料理を満喫することだと言う。
 私がいつも周りを気にしながら、車を運転していることもあるが、私の中のF.H.との思い出の多くは、景色にまつわることが多い。だが、彼女はどうも、二人で行く先々の料理が印象に残っているようで、北陸と言えば、カニ料理と反射的に連想したのであろう。
 東海北陸道が全通できたら、北陸地方に行ってみようというのは、もう8年近く前から、私とF.H.の中では出ていた話で、7月5日でいかにも、やっと念願が叶うになるという訳である。ただ、この1ヶ月間に、私とF.H.の仲に致命的な亀裂が生じないという条件が、北陸へ行くための絶対条件であることは言うまでもない。
 私たちが東海北陸道を利用するようになったのは、F.H.がラベンダーの花が見たいというので、ひるがの高原の「牧歌の里」に出掛けていったのが、最初であった。あのときのF.H.は30代で若かったということもあるが、普段の生活の中のストレスが一気に開放されたような陽気さと可愛さがあり、私が彼女を手放したくないと、自分でもはっきりと自覚した日でもあった。
 当時、私の家から、「牧歌の里」にいくには、名古屋高速道から東名阪道と乗り継ぎ、一旦、国道22号線に降り、再び、名神高速一ノ宮インターから東海北陸道に乗り、白鳥インターで高速を下り、あとはただひたすら、ひるがの高原を目指して行く方法しか手段がなく、いつも3時間半近くは掛かっていたが、その後、伊勢湾岸道や東海環状道が完成して、今では、ひるがの高原には2時間で行くことが可能になった。
画像 この12年間、F.H.のウィークデイの休みに合わせ、私が代休や有給を取り、私たちは東海北陸道を利用し、いろいろなところへ行った。
 春には川島ハイウェイオアシスの淡水水族館や関市、初夏には牧歌の里に3度も行ったし、真夏には涼みがてら、必ず荘川村に行き、荘川蕎麦を何度も食べに行った。秋の紅葉の時期に白川郷や白山スーパー林道に行ったのも、2度や3度ではなかったように思うし、去年の9月には初めて、高山市の「朴の木平コスモス園」にも行った。
 そういう面から言うと、平成10年6月に東海北陸道を利用し、初めて「牧歌の里」に行ってから、私たち二人にとっては、東海北陸道は、最も印象深く縁のある高速道路だということができる。ひょっとすると、私たちは知らず知らず、心の底の方で、東海北陸道の全線開通を待ちわびていたのかも知れない。

 今日の日曜日、NHK教育テレビで、「日曜フォーラム 東海北陸道全通・太平洋から日本海、そしてアジアへ」という番組を観た。討論自体は、日本列島縦断する高速道路がもたらす影響と経済効果など、私が以前から感じていたことの再確認ということ以外、さして新しい発見はなかったが、今まで縁が薄かった北陸地方に日帰りで行けるという事実を、目の前に画面を通して提供されると私は何故か、意味もなく感動していた。
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