Billの引退後の生活プラン

 今週の火曜日、大府駅で大阪のUSJの一日パスポート券を買うために、英会話学校に行くのをいつもより、30分早く家を出た。
 JR東海がこうしたテーマパークなどのチケットを取り扱っているのを、私は始めて知った。大人の一日パスポート券1枚で500円引きという事である。今回、家族でUSJに行く大人の数は4人だから、金額的に馬鹿にならない。
 従って、英会話学校I.C.NAGOYAには、いつもより15分早い午後5時30分に着いてしまった。すると私と殆んど同時に、1コマ目の英会話講師 Bill がやってきた。二人で教室に入ろうとすると、予定の教室は6時まで、プライベートレッスンで使用されているとのことで、二人は仕方なく自動販売機前の椅子に座り、世間話をしていた。
 しばらくして、Bill が突然、「ISSA、いつ頃から、自分のRetirementの後のことをPlanし出したのか。」と聞いてきた。私は、引退後の生活を実際に考え出したのは、会社をRetireする一年前だったと答えると、彼はもうすでに現在、引退後の計画を立てていると言う。彼はまだ、43歳になったばかりである。彼の計画によると、55歳で引退し、タイに移住したいと言う。
 会社を引退後は、アジアに移住したいと彼はずっと思っていて、最初は英語が通じるフィリピン、マレーシアへの移住を考えていたが、宗教や社会の安全性、海や山などの自然の美しさを考えてみると、やはりタイが自分に一番合った国で、生活費用面で色々な国と比較しても、引退後暮らすには、タイは理想に近い国だとの結論に達したと言う。
 更に彼の説明は続く。「ISSA、知っているか。生まれ故郷のサンディエゴにいたときの友だちが今、タイに住んでいて、その友だちの情報によると、タイ政府は、現地の銀行に預けなければならない預託金の下限が、当初、日本円で500万だったものを、来年からは300万に引き下げるようだし、1ヶ月の収入の下限も、もうすでに10万円に引き下がっているようだ。」と自分にとって都合よくなってきた情報に、ちょっと興奮気味になりながら話してくれる。
 タイに移り住んだら、昼はスキューバダイビングやトローリング、夜はディナーパーティーやダンスパーティーをやったり、好きなジャズやR&Bの音楽を聴いたりして、生活をエンジョイしたいと言う。そのためには、1ヶ月のPensionの収入は日本円で、15万を確保しなければならない。そのために、あと十数年、忙しくても愚痴など言わず、頑張るつもりだと意気込みを語る。
 私は38年間、会社への滅私奉公が最大の美徳だと考え、自分の引退後の生活など考えることすらなかった。ましてや引退後の外国での生活など、及びも付かないことであった。
 私は、改めて、アメリカが個人主義の国だということを思い知らされていた。

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