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zoom RSS アナログ人間には、ますます戸惑う社会となりそうである

<<   作成日時 : 2017/05/18 20:58   >>

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 5月17日付「中日新聞プラス」に【県内ストーカー相談過去最多 16年1273件、今年もハイペース】という記事が載っていた。
 「中日新聞プラス」とは、中日新聞の読者向けインターネットサービスで、定期購読者であれば、無料で会員になることができるそうである。
 記事の内容は次のようである。
 <二〇一六年に県警に寄せられたストーカー被害の相談件数は千二百七十三件(前年比11・1%増)で、統計を開始した二〇〇二年以降で最多だった。今年一〜三月も三百件超と、昨年同時期並みに多い。県警は重大事案に発展しないように、警戒している。>
 私は1944年生まれである。
 私たちの20代の頃でも、変質者とか変態という言葉はあったが、その言葉は下半身を露出して歩き回るとか、夜中に徘徊するとか、見知らぬ女性に抱きつくとか、そうした迷惑行為をする人を指すことが多く、いわゆるストーカー行為とは若干、違っていたように思われる。
 そう言えば、二十歳の頃、友だちの誰かに好きな女の子ができると、これまた友だちの誰かが苦労して手に入れたその女の子の住所を頼りに、友だち3、4人で捜索に行ったことがある。そんな経験は2度や3度ではない。私たちはそれも一つの友情の証しだと信じて疑わなかった。
 私などはさらに強引であった。
 ある有名な神社の近くというだけの情報で、現地へ出向いて行き、そこの駐在所のお巡りさんの協力のもと、好意を抱いた女の子の住所を捜し当てて、尋ねて行ったこともある。
 それこそストーカーまがいの行為であったが、それ以上に発展することはなかった。
 ストーカーという言葉は、いつ頃から使われ出したのであろうか。1990年に入った頃からかも知れない。
 ストーカー(Stalker)という言葉は、「異性に対して、相手の意思に反して執拗につきまとう者」を表し、その動詞は「Stalk」である。その意味は「〈敵・獲物などに〉忍び寄る;そっと○○の跡をつける」ことだとネットに載っている。
 どうもストーカー行為は、変質者とか変態とかとは、異質の行為のようである。
 近年、SNSサイトやスマートフォンの機能を通して、ネット上でのコネクション作りがた易くできるようになった。そのことに、ストーカー行為が増えたことの要因があるように思われる。
 自分が狙っている異性が、SNSに何枚もの写真をUPすれば、いつ写真を撮ったかの情報が入手できるだけでなく、場合によっては、その写真の背景から居場所を特定でき、SNSの記事の内容から、個人情報を手に入れることが可能になった。
 私の現役サラリーマンの頃は、まだオフィスにパソコンが常設されていない時代である。当然、SNSで情報を仕入れることはできなかった。
 私専用のパソコンが支給されたのは、確か54歳のときであり、まだ得意先への書類は、関係先からフロッピーを渡され、数字や文字を入力して提出していた時代である。
 そのうち、得意先と会社がオンライン化され、自分の専用パソコンを通じて、さまざまな情報交換がなされるようになった。だが、私はそういう場合のパソコン操作は、すべて女性社員に任せていた。
 それがまずかった。
 55歳で役定となり、ラインを外れると、これまでのように女性社員には頼ることができず、藁をも掴む思いで得意先の女性社員の力を借りて、書類を作成していた。
 つまり、私たちの年代は、SNSを使うにも、それをこなすスキルが伴わない年代だと言ってよかった。
 ところが、私たちの4、5歳年下からは、嫌でもパソコンを駆使しなければ、日々の業務をこなすことができなくなった。従って、SNSにも戸惑いをいっさい感じることのない年代と言える。
 年々、高齢者のストーカー行為が増加しているということだが、そうした年代が70代に突入すると、SNSを駆使してきただけに、さらに高齢者のストーカー行為が増えるのではなかろうか。
 アナログ人間には、ますます戸惑う社会となりそうである。

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