ヒカレものの呟き

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zoom RSS いつまでも人に優しい安全な国であってほしい

<<   作成日時 : 2009/11/11 13:15   >>

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 11月3日に女房の母親が亡くなった。それに伴って、私はアルバイト先に11月3日から9日までに入っていた2日間の勤務を他のメンバーの人に交替してもらっていた。昨日は当初の予定では休日だったが、その交替を他のメンバーにお願いした日に当っていて、いきなり午後8時まで仕事であった。
 帰り掛け、携帯ラジオを聴きながら歩いていると、臨時速報が入り、2007年千葉県市川市のマンションで英会話講師の英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさんの遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で指名手配されていた市橋達也容疑者が逮捕されたというニュースが入ってきた。
 私は2007年、このニュースを聞いたとき、日本という国を信じ、憧れを持って来日した人だとしても、何故に容疑者の個人レッスンに安易に応じたのかが理解できなかった。
 私は延べ2年に渡り、名古屋にある外国語学校I.C.NAGOYAで英会話を学んできて、アメリカ人、カナダ人など20人近い英会話講師と親しく話をしてもらってきたが、相手の生き方や考え方に共感が持てなければ、心から気を許すことはなかった。いわんや、個人レッスンにまでは発展し得ない。リンゼイさんの両親には申し訳ないが、余程金銭的に逼迫していたとしか思えなかった。今回の場合は私とは逆の場合だが、どちらにしても両方の信頼関係がなければ、個人レッスンという契約は成り立たない。
 私はこれまでイギリスには行ったことはないが、大学時代、英国の詩人ウィリアム・バトラー・イエツを専攻していたこともあり、他の人より、いくらか思い入れの強い国で、イギリス国内でこの事件がどのように報道されているかが気になって、家に帰ってから、ここ数ヶ月のこの事件の報道を読み返してみた。画像
 その結果は、事件の早期解決を望むリンゼイさん家族の怒りのコメントと近況報告が殆んどで、日本の報道と変りがなかった。ただ一つ、市橋容疑者が書いたと言われるリンゼイ・アン・ホーカーさんの似顔絵スケッチの写真が掲載されていて、事件発生当時、すでにこのスケッチは公開されていた情報かも知れないが、私には初めてで、何故リンゼイ・アン・ホーカーさんが個人レッスンに応じたかの理由の一部が分ったような気がした。
 その写真には次のようなコメントが付いていた。
 <Police handout of a sketch of Miss Hawker, made shortly before her death. It was done by Tatsuya Ichihashi when he met her. Miss Hawker from Brandon, near Coventry, had been teaching for five months when she died.>
 そして、不謹慎かも知れないが、リンゼイさんの特徴を実によく捉えていて、このスケッチに添えて、当日2007年3月21日の日付、自分の名前や電話番号、Hotmail のアドレスなどを書いて物腰柔らかに渡されたら、日本や日本人に対して、安全な国、優しい国柄と絶大な信頼を寄せていた人にしてみれば、こうした行為はとても嬉しいことだと思われ、私の勝手な思い込みかも知れないが、熱心に懇願されればついつい個人レッスンを了承してしまったような気がしてならない。
 『The Times』誌に載っていたこの事件に関する記事を読んでいて、次第に打ちひしがれた気持になってきた。
 日本に興味を持って来日する外国人にとって、いつまでも日本は礼節を重んじる国柄で、人に優しい安全な国であってほしい、― 最近、とみに人情味の薄れつつある世情が悲しくなってきたのだ。

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