ヒカレものの呟き

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help リーダーに追加 RSS 羨ましがっているばかりではいられない

<<   作成日時 : 2009/01/08 21:30   >>

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 1月5日の日に、サラリーマン時代の恩人が亡くなり、その告別式に出席したが、まだアキレス腱断裂がまだまだ治癒しておらず、しかも二足歩行が可能かどうかも半信半疑のまま、無理して松葉杖を使わずに駐車場から、人の目を気にして、張っても仕方のない虚勢を張りながら、告別式会場に歩いていった。
 私が勤めていた会社のOBたちや私が顔を知っている現役の人たちに、松葉杖を突いた不恰好な自分の姿を見せたくないという気持が働いて、私は明らかに冷静さを失っていたし、実際に数人のOBたちと顔を合わせてしまうと、落ち込んだ自分の姿を晒したくないという更なる緊張感が加わって、列に並び焼香が済み告別式が終わるまでは、アキレス腱を断裂した右足のくるぶしの張りや踵の部分の痛さなどは忘れていた。
 ところが告別式が終わり、駐車場に向かって歩こうとすると足裏に痛みが走り、思うように足がはかどらなくなった。苦労して駐車場まで歩き、家に帰って普段着に着替えてベッドに横たわると、もう一歩も歩けなくなってしまった。その後、6、7日と2日が過ぎても、一向に痛みは引かない。
 私のやることは何処までいっても、不細工で不恰好だ。元会社の人たちにどんなに格好をつけても、亡くなった恩人は決して喜びはしない。素直に遺影に向かい、今までの無沙汰を詫びて、ただただ隠れたサラリーマンの達成感を教えてもらったお礼をすべての雑念を振り払って言えばよかったものをと悔やまれる。私は人間として、いつまで経っても半人前という他はない。
 そんな訳で、6、7日に名古屋に行って、重松清氏原作の映画 『その日のまえに』と『青い鳥』を観にいけなくなってしまった。
 今日になっても尚、足の踵の痛みは引かないでいる。だが、私は未練がましく、『その日のまえに』を上映している名古屋伏見のミリオン座と『青い鳥』を上映している名古屋駅前のピカデリーに電話を入れていた。ともに上映日は明日の9日が最終日だとのことで、私は多少の痛みが残っていても、明日は名古屋まで行ってこようと思っていた。

 6、7日はパソコンの前に座って、インターネットでニュースを読んだり、ブログの記事を書くのにも、今までとは異なり、2時間が精いっぱいであった。それ以上、机に座っていると右足がパンパンに張ってきて、二本の松葉杖を使わなければ歩けない状態になるし、夜も痛みで熟睡できない状態になってしまう。
 そんな中で、中学高校の友だちのブログを読んでいたら、8日と9日は、自分が所属する「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」の仲間たちと一緒に東京に行くと書き込んであった。読み終わってから、「愛知県大府市」のキーワードで検索して、私のブログにアクセスしてきた形跡があったので、その検索元のプロバイダーを開いてみると、大府市に関して書き込んだ私のブログの記事が出現してきて、そのすぐ下に私の住んでいる大府市の女性市会議員のホーページがあった。
 ちょっと気になり、その市会議員のブログにアクセスし、プロフィルを読んでみると、平成19年に当選した一年生議員のホームページだと分った。
 ブログを読み進んでいくと、その市会議員もまた、「市民ネット」の人たちと8日と9日は東京都の国立市と東京千代田区に出張し、地方自治の勉強をするとの記事が載っていた。さらに「市民ネット」を調べていくと、中学高校の友だちがいう「無党派・市民派自治体議員と市民のネットワーク」とは同じ組織だということが分った。
 なぜか、不思議な気になってきた。私の中学高校の友だちとその一年生の市会議員とは、親子ほど歳は離れているし、今まで育ってきた環境も相当に違う筈なのに、同じような考えを持つことで、仲間意識を持ててしまうことが、私には不思議だったのである。
 はっきり言ってしまえば、歳の差を超えて、自分の意見を臆することなく戦わすことができるフィールドがあるということが、私には羨ましくて仕方がないと言った方が正確かも知れない。
 私も羨ましがっているばかりではいられない。
 英語が好きで、文学が何よりも好きで、フォークナーやヘミングウェイも好きで、そんな自分に合ったフィールドで、いい意味で、誰にも臆することなく、そうした意識の流れの中で遊ぶことができたなら、どんなにか楽しいことであろうか。考えただけでもゾクゾクする。

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