ヒカレものの呟き

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 何とかなると肌感覚で耐えられた時代

<<   作成日時 : 2008/11/22 21:41   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 私は11月13日、アルバイト先で自分の不注意からアキレス腱断裂してしまい、生まれて初めてと言っていいほど不自由な日常生活を強いられているが、自分の家は狭くて、その上、いろんな場所に段差があって、そのことがさらに自分の行動を制限していて、何をするにしても時間が掛かって、イライラ感が募るばかりである。
 昨日、こうなったら、這って動いた方が早いかも知れないと思い、女房に膝当てパットを買ってきてもらい、血行障害に気を付けて、移動するときだけ、そのパットを両膝に当てて、赤ん坊のようにハイハイしながら家の中を移動している。
 家には二箇所、私だけの空間があり、その場所は一階のベッドが置いてある部屋と二階のパソコンのある部屋で、一日の間に数回移動する。その移動の半分の距離はやはり、這って歩いた方が勝手がいい。
 それに伴い、移動するとき、よく忘れるのがケイタイ電話で、一度、目的地に到達するとしばらくはもう、移動したくなくなり、ケイタイに電話が入っても気付かないことが多い。
 昨日の金曜日も、午後5時頃から10時頃まで、二階のパソコンの置いてある机の前で、インターネットでニュースを読んだり、テレビを観たり、小説を読んだりしていて、ケイタイ電話の置いてあった一階の部屋に戻ってみると、珍しく、留守電が二つ、私のケイタイに入っていた。
 そのうちの一本は、名古屋市中区錦三丁目、通称「錦三」と呼ばれるところのスナックのママからだった。もう一本は、同じ名古屋市中区住吉町の小料理屋の女将さんからであった。ともに、私がサラリーマン現役時代、お世話になった店で、「花の金曜日なのにお客がいないから、名古屋の近くに来ているのなら、寄ってほしい」という内容だった。
 私が現役を退いてから、もうすでに3年も経っていて、今は質素に暮らしているのは分っていながら、電話を掛けてくるほどに、不景気の波が名古屋の繁華街にも押し寄せてきたという証拠なのであろう。
 私はこの自分のブログで、先月の7日の日に「水商売には厳しい時代の徴候」というタイトルで、世間に不景気の徴候が現れた場合、その余波を真っ先に浴びるのが水商売で、歴然とその徴候がところどころに出だしたと書き込んだが、もうそんな徴候どころか、実際に最近、名古屋の繁華街に出歩いた訳ではないが、モロに不景気の荒波が押し寄せてきているようだ。
 昨日の21日の読売新聞には次のような記事が載っていた。
 ― 【国内自動車大手8社、179万台超す減産に】 11月21日 読売新聞
 <自動車大手8社が2008年度中に世界で生産を減らす自動車の台数が合計で179万台以上に達することが21日、読売新聞のまとめで分かった。
 07年度のマツダ一社の生産台数(132万台)を大幅に上回る規模の減産となる。これに伴う期間従業員や派遣社員の削減数も9100人を超える見込みで、自動車市場の急激な落ち込みが景気悪化を加速させる恐れが高まってきた。> ― 後略
 そして今日の中日新聞の夕刊には、それまで発表を遅らせていた三菱自動車も3製作所の非正規社員1,000人削除の記事が載っていた。と言うことは、国内自動車大手8社で10,000人以上の人員削減が、来年3月までに計画されているということである。
 愛知県には、トヨタ自動車と三菱自動車の2社の自動車メーカーがあり、それに関連する幾つもの部品メーカーが存在する。その商談の多くは名古屋の繁華街を拠点にして行われ、最終的には「錦三」の店に流れていく。不景気のムードが其処ここに流れ出すと大手会社の自粛が始まり、そして否応なく、その下請けの子会社、孫会社も右へならえとばかりに、声高に自粛の連呼が始まる。
 【“不夜城”錦三かすむ】<社用族激変・ホステス出勤調整・ヘネシーより焼酎>― 今日22日の中日新聞にはとうとう、こんな見出しが躍るようになってきた。
 私の38年間のサラリーマン生活の中では、ドル・ショック、オイル・ショック、デフレスパイラルといろいろなことがあったが、自分がまだ若いこともあって、先行きに対してポジティブだったのだろうが、必死で頑張れば、いつか何とかなると肌感覚で耐えられた私たちの生きてきた時代とは、今の時代は明らかに違っているように思えてならない。
 不況が全世界規模で広まっていることに加えて、政治がリーダーシップを取って、この苦境を乗り越えようとする気概や姿勢が伝わってこないことが、さらに不安を募らせていると思うのは私だけであろうか。
 今はもうすでに、先人の航跡も見えず、羅針盤を見ても行く先の影さえも写らない時代に突入しつつあるのかも知れない。こんなときこそ、私心を捨てた政治のリーダーシップが必要ではないだろうか。 

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文