ヒカレものの呟き

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help リーダーに追加 RSS 私には、陶芸に対する美的センスがない

<<   作成日時 : 2008/08/26 21:59   >>

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 女房に今朝6時に起こされ、岐阜県多治見市にある「セラミックパークMINO」に連れて行ってくれないかと頼まれて、私は早速、ETC通勤時間帯の割引に間に合うように慌てて支度をして、午前8時15分頃、家を出た。
 どうも、女房はインターネットを見ていて、「セラミックパークMINO」で、「国際陶磁器フェステイバル美濃08」というイベントが開催されていることを知って、急に行きたくなったらしい。
 美濃地方というのは、岐阜県多治見市、土岐市、瑞浪市、可児市、笠原町などをいい、日本の食器の実に50%以上を生産しているという。 美濃焼と聞くと緑の織部と、白い志野が思い浮かぶ。そう言えば、去年の4月、今一番大事な女友だちF.H.とこの「セラミックパークMINO」の近いところにある岐阜県土岐市の道の駅「志野・織部」に、美濃焼のペアのマグカップを探しに行った覚えがある。
 自由で斬新なデザインの織部は、青織部、鳴海織部、総織部、黒織部、赤織部などがあり、千利休の弟子で茶人古田織部から来ていると言われているし、一方、柔らかな白に火色が浮き出る志野には、鼠志野、紅志野、絵志野、赤志野などがあり、人間国宝の荒川豊蔵が、志野は瀬戸ではなく美濃で焼かれていたことを示す陶片を発見したことから、ますます、美濃焼は全国的に注目されるようになった。
私の家から、「セラミックパークMINO」に行くには、伊勢湾岸道豊明インターで高速に入り、豊田ジャンクションから画像
 東海環状道に乗って、土岐南多治見インターで下りれば、10分ほどで到着する。運がよければ、わずか50分ほどのドライブである。高速料金は、ETC通勤時間帯の割引を利用すれば、丁度1,000円となる。
 午前9時半には、「セラミックパークMINO」に到着したが、さすがに去年の夏、40.9度を記録した市という思い込みのためであろうか、ジワッと暑さが身を包んでくる。もうすぐ、9月だというのに風は淀んだままだ。この暑さは、風が抜け切らない土地柄のせいなのかも知れない。
 もうすでに、駐車場は半分ほどのスペースが埋まっている。
 インターネットで調べてみると、この施設は2002年、120億かけて造られた施設で、その素晴らしく豪華な施設を見ながら、大きなお世話と地元の人に言われそうだが、私は維持管理費が大変だろうなという気がしていた。
 ウィークデイにもかかわらず、今日ほどの人が集まれば、今のところペイできそうだが、少しでも手を緩めると忽ち採算割れになるような気がしてくる。
 ただ、周りが豊かな森に囲まれており、今盛んに遊歩道や散策道の整備をしていて、そうした健康保持目的の施設も併用すれば、集客の年齢に幅ができ、採算ベースに乗るのかも知れない。
画像 駐車場からエントランスに向かう通路には、露店のような雰囲気の店が十軒ほど立ち並び、さまざまな工夫を凝らした美濃焼の陶磁器が売られている。
 「国際陶磁器フェステイバル美濃08」のイベント会場に行くと、少なからぬ関係者の人が熱心に来場者に作品の解説をしたり、会場を案内したりして、思いのほか、活況を呈している。会場は陶磁器デザイン部門と陶芸部門とに分れ、各100点ほど展示されていた。
 入口で、アンケート用紙を渡され、陶磁器デザイン部門と陶芸部門で、印象に残った作品2点を選び、その番号を投票してくれるように依頼される。私は俄然、活気付いて、真剣に観て回り、それぞれ2点選び、投票したが、最後に陶磁器デザイン部門と陶芸部門のグランプリ作品を、関係者の人に知らされ、自分の美的感覚が、相当ズレてしまっていることを思い知らされた。
 陶磁器デザイン部門と陶芸部門のグランプリを獲得した作品、共に、私が全く心動かされなかった作品だったからである。やはり、私には陶芸に対する美的センスがない。 ― 参りました。
 「国際陶磁器フェステイバル美濃08」を見終えて、1階のレストフロアで、山菜たっぷりの美濃地方の「ころそば」を食べた。食器を返却するときに、カウンターで来館記念に美濃焼の「どんぶり」を二つ貰い、帰り道、露店で私の好きな柄の2,650円のマグカップを買い、約2時間半ほどで、私たちは帰途についた。

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