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腰が痛くて仕方がないとある人に愚痴をこぼしていたら、足や腰の負担を軽くするためには、履物にも万全の注意を払った方がいいとアドバイスを受けた。 私は8月から、月に80時間、ある会社でアルバイトをすることになっており、通勤は自分の家から歩いて行こうと思っていて、徐々に、その人のアドバイスに従おうという気持になり、この際、多少費用がかさんでも、自分にフィットしたスニーカーを選ぼうと思っていた。幸い、昨日の朝刊の中に、近くのマックスバリューに入っている靴店が、一週間、半額セールをやるというチラシが入っていたのを思い出した。 早速、出掛けてみた。半額で1,500円のスニーカーを、何種類も、とっかえひっかえ、試しに履いては見たものの、なかなか、自分のフィットしたスニーカーが見つからない。私は、値段を最優先で決めるのを諦め、これからも飽きがこないと思われる柄や形で選んでいこうと思った。 10足目でやっと自分が気に入ったスニーカーを見つけることができ、値札を見ると、\3,750とある。すると定価は、7,500円ということか、私は少しビビッたが、3日に一度、往復2.5kmの歩行通勤を考え、少しでも腰に掛かる負担が軽減できるなら、ここは多少の冒険をするのも致し方がない、そう考えて、私は自分の躊躇心を思い切りよく振り切り、そのスニーカーを購入した。 今日の午前中、曇天をさいわいに早速、買い物に関しては即断即決の私が、念入りに選び抜いたスニーカーを履いて、久し振りに「大府みどり公園」に散歩に行った。 何という軽さであろう。サラリーマン時代、33年間、営業担当だった私は、革靴しか履いたことがなかった。悲しいことだが、私は休日も殆んど出勤していたので、スニーカーとか、サンダルとかを履いたことがなかった。会社をRetireしてから、やっとサンダルだけは履くようになったが、そのサンダルは30年以上も前、新婚当時に買ったサンダルで、しかも家族共有のサンダルである。娘や息子が家に帰ってくれば、私のサンダルだと分っていながらも、そのとき、その人の都合で、早い者勝ちで使われてしまう。従って、私専用のゲタ箱には、未だに革靴しか入っていない。 いつものコース、約1.5kmを歩き終えた。何という履き心地であろうか。固い道路の衝撃を殆んど吸収してくれているようで、足腰への負担が軽減されているのが実感できる。アテネオリンピックで、マラソンで優勝した野口みずき選手がゴールしたあと、自分の運動靴にキスをしていた気持が、私にはよく分るような気がしてきた。 いつから、運動靴をスニーカーと呼ぶようになったのだろうか。英語表記は、Sneakerなのであろうか。もし、そうだとすれば、余りに足音が静かで、スニーカーを履いた人が忍び寄ってきても気付かないというのが、たぶん、ネーミングの由来なのであろう。 そう言えば、1980年代、NBAのマイケル・ジョーダンが、ナイキのキャラクターに登用されてから、スニーカーが爆発的に人気が出てきたことは、かすかであるが、私の記憶の中に残っているし、「たのきんトリオ」が「スニーカーぶるうす」という唄を歌っていたのも、覚えている。 1990年代には、東京の大学に行っていた息子が、帰省すると必ず長い時間を掛けて、新品のスニーカーを選び、女房を何とか上手く説得して買わせていたのを思い出す。だが、世の中が、「エアージョウダン」という桁外れの値段の付いたスニーカーの話題を報道し、どんなに息子がスニーカーに興味を持っていて、その履き心地を私に説明してくれても、私にとっては、自分には関わりのない別世界のことだと思っていた。 そんな私が、この歳になって、スニーカーを履くとは ― 。 いずれにしても、この世の中に、こんなに履き心地のよい履物があることを、今の今まで、私は知らなかった。それが一体、何なんだと問われても、説明に口角泡を飛ばすことでもないような気もしている。 |
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たかがスニーカー、されどスニーカー! |
momo 2008/08/03 10:22 |
momo様、お気遣い、ありがとうございます。 |
issa 2008/08/03 22:32 |
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