ヒカレものの呟き

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help リーダーに追加 RSS 悲しい思い出は 忘却の彼方に消えていった

<<   作成日時 : 2008/05/04 23:46   >>

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今日、朝早くから、女房は妹と一緒に知多半島の先端へ潮干狩りに行った。
女房は家を出掛けるとき、ご飯と味噌汁は作っておいてあるから、あとは適当に、惣菜を買ってくるなり、自分で作るなりして、悪いけど今日一日、3食とも一人で食べてねと言い残して出掛けて行った。午後6時頃には帰ると言う。
久し振りに日曜日の一日、自分の意思に関係なく、自分一人でいる破目になった。
先週と先々週は、娘が孫娘二人を連れて午前の10時頃、私の家にやって来て、孫たちのお守りを私たち夫婦に任せっきりで、おまけに私の家で夕食を済ませた上に、孫たちを風呂まで入れてから、午後9時頃帰っていくので、自分では適当に手を抜いてるようでも、私は殆んど自由な時間がなかった。
私は、一人でいて、取り立ててやらねばならないこともなく、こんなときには、今一番大事な女友だちF.H.に会いたい気持が募ってきた。
と言うのは、先週の日曜日午後6時頃、思いがけず、F.H.から私のケイタイにメールが入ったが、そのことが、今週になっても、ずっと頭から離れないでいたからだ。メールの内容は次のようであった。

【今日は、娘たちはみんな外出していて、夕食は外で済ませてくるようです。だから、今日は、ずっとわたし、一人で家にいます。ISSAちゃん、久し振りに夕飯を一緒に食べられますか。】

娘たちが帰ってから、私はすぐ、F.H.に、娘たちが来ていたので連絡できなかった旨の返信メールを打ったが、何故か、胸が詰まる思いがしていた。
F.H.が日曜日に、私を食事に誘う電話を掛けてきたり、メールを打ったりしてきたのは、12年間、付き合ってきた中でも、2、3度しかない珍しいことだなのである。たぶん、日曜日に意を決して、F.H.が食事をしようとメールを送ってきたのには、何もかも、互いの感情をぶつけ合ってきた二人だからこそ分ることなのだが、いつもは誰かがいて、ここのところ、改めて感じることはなかった一人でいる寂しさが、彼女の心に不意に襲ってきて、真っ先に、頭に浮かんだのが私であり、できたら一緒に食事をしたいと私に連絡してきたのであろう。
F.H.の性格を知ってる私には、彼女の要望を聞いてあげれなかったことが、今も悔やまれて仕方がなかったのだ。

先ほどまで、人気テレビ番組の『行列のできる法律相談所』を観ていたら、ある大学の研究所の調査によれば、通常の人間は楽しい思い出を6割、悲しい思い出を3割、どうでもいい思い出を1割の割合で胸に秘めていて、無意識のうちに自分の精神のバランスを取りながら生きていているものらしく、悲しい思い出が4割を超えると人間は、徐々に正常な精神生活を送れなくなると紹介していた。
ごく自然に日常生活を送っていれば、多くの人間は本来、辛い悲しい思い出を、自分の精神安定のために、自分では気付かずに強制的に記憶の中から消滅させていき、きっとその分、自然に楽しい思い出に置き換えさせていく機能を持っているということなのであろう。
4月16日に、5ヶ月ぶりにF.H.に会い、よせばいいのに、互いの行動を非難し合い、罵り合った二人が、あるきっかけで夜中に2時間半、本音で話し合って、今までのこじれ、ねじれた関係を修復できて、次に4月26日に会ったときには、互いに存在を確認し合い、また一つ一つ、いい思い出を積み重ねようと二人で誓い合ったが、そうすると今度は一転、二人の間の嫌な辛い思い出は一瞬のうちに消滅していき、今はもう、いい思い出しか私の頭には残っていない。全く、不思議な現象である。
正に、私たちの思いは、テレビで紹介されていた法則のままに、経過しているように思えてきた。
いい思い出を残そうとする願望が、互いの心に強く芽生えていれば、辛い悲しい思い出などは、即座に忘却の彼方に消えていくものなのかも知れない。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
issaさんこんにちは。
研究調査のことですが、なるほど〜、だからこそ自己防御のためにも、楽しい思い出の割合アップのために人はその日に懸命になるともいえないでしょうか?
4月26日にお会いできてよかったですね。
昨秋のissaさんの、重大だったなら彼女に迷惑になるとの御決断、それをさとしは今も支持してます。
彼女のヒューマンな部分はきわめて落ち着いてるし、これまで一度も失せることもなかった上、今後も輝いていくかに思えます。なんの疑念もはさむ必要ないことも含めまして。
最近、当ブログ明るいですね!一般的な言い方で申し訳ないですが。
さとし君
2008/05/05 12:28
さとし君様、私も昨日、テレビでその話を聞いて、なるほどと素直に納得していました。
互いに、いい思い出作りをしようという意思が働き、多くの価値観が重なり合う人たちにとっては、辛い悲しい思い出の出番はなくなり、自ずと消滅していくものなのでしょう。
いつもコメント、本当にありがとうございます。
issa
2008/05/05 16:10

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